皆さん、こんにちは。^^
「父親名義の銀行口座の件で、メガバンクの対応にうんざりした体験談です。」
【父親名義の口座から引き出しが不可能に】
昨年、父がをまだ在宅で介護している時に業務用資金と父名義の口座のお金を整理しておこうと思い大手メガバンクに残高確認と相談に行きました。
店から割と近くの駅前にある、〇井〇共銀行です。ATMで残高確認すると予想以上に10万程残ってました。
残高が少額で手続き等も面倒なら放置しようと思ってましたが、この金額なら手続きをして引き出して店の運転資金にと思いました。
この口座は父の資産や貯金等ではなく、小規模企業共済の引き落としのみで使っていた口座でした。もう解約してしまって、その残金でした。
すぐに窓口で引き出し方法を相談しましたが・・予想通り簡単には出来ませんでした。
【引き出し出来ないと言われた理由】
◎家族であろうと、本人以外は口座から引き出せない!
今はこれが大前提なんですね。
キャッシュカードと暗証番号があれば引き出せますと言われましたけど、その口座は開設当初から引き落としのみの利用目的の為、キャッシュカードは作ってませんでした。
「じゃあ、キャッシュカード作ります。」と言うと、ご本人様しか出来ません。
「父とは同居して在宅介護しています、必要な確認書類、証明書等は役所に行って全部揃えますと言っても返ってくる返事は1つ。
「ご本人様しか出来ません。」鬼か!
解ってます。。個人情報の事とか詐欺の事とか本人しか口座の操作できないとか・・今のご時世、まぁいろいろあるのも解ります。でもなんとかなりませんかね?じゃこの口座のお金はどうやって引き出せんの??
【銀行側の提案】
- 父が在宅と言う事で銀行からうちに電話して、父に電話越しにいろいろ応答してもらう事で可能な場合もある。➡父は言語障害がある為ダメと言う回答。
- 家庭裁判所に行き、成年後見人制度を利用して手続きする。➡費用面でそんな余裕ありません。
- 父をなんとか、車椅子に乗せて銀行窓口まで連れて来る。➡要介護4でほぼ寝たきりだけど車椅子にはなんとか乗れる。
「メガバンク!心が無いのか!」
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結論的は、最後の父を車椅子に乗せて銀行まで連れて行くしか方法が無いとなりました。ちょうど銀行と何度もやりとりしてる時期は真冬だったので、暖かくなって天気が良く、父の体調が良い時に仕事を止めて銀行に行く事を決めました。
父には何度も説明して、ある程度は解ってもらえてるようでした。
春になって気候も良くなり、父の調子の良い日を狙って銀行へ行ってきました。
何度も連れて行く事は難しいので、この1回で全て完了するように!行く前にトイレを済まして、忘れ物がないように必要と思われる書類関係等はとりあえず全部持っていきました。
- マイナンバー通知カード
- 障害者手帳
- 保険証
- 通帳、届け出印、実印
新しく建て替えた銀行で綺麗にバリアフリー化されてたのは助かりました。
普段自分では意識してなかったので、車椅子の方の目線で見る事ができました。
銀行に着いて受付の順番が回って来たら、窓口の行員の方は以前に何度も何度もお願いして頼んだ同じ人でした。
向こうもすぐにこちらに気付いてました。
「本人を連れて来たので、残高全部引き出しの手続きをお願いします。」
通帳と父の障害者手帳(顔写真あり)を渡し、他の物は特に必要なかったです。
5分も待たずして無事全額引き出す事が出来ました!?数か月前の窓口での押し問答が懐かしい思い出に・・。
口座解約もしようと思ったんですが、そこからまた手続きに時間がかかるのと父を早く連れて帰りたかったので止めました。
※この銀行の口座は5年以上利用してないと、取引停止になるそうです。残高ゼロですし、そのまま放置する事にしました。もう2度とこの銀行を使う事はありません。
WEBで調べると同じ銀行で似たような経験をされてる方も居ました、けれど大口の取引があったりそこの支店と長い付き合いがある事業所や個人の方は多目に見て手続きをしてくれたとも書いてありました。
世の中そういうものなんですね・・。
【あとがき】
ご家族を介護されてたり、これから要介護になる場合、銀行の預貯金等の確認やキャッシュカードの有無、届け出印の確認、暗証番号の確認等は念の為早目にしておいた方が良いと思います。
必要な時にご家族が預金等を動かせたり、手続きが出来るように。うちの父も元気な頃に手続きなど済ませていればもっとスムーズに事が運んだと思います。
※次回、信用金庫編に続きます・・。
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