皆さん、こんにちは。^^
「今年も本格的に暑くなってきてますが・・家の前やベランダに打ち水したりしますか?」
来週の日曜、8月16日に豊中市で一斉に打ち水をしよう!と言うエコ活動があるようです。
もちろん参加します!と言うか、夏の間は毎日何回も店の前の道路ががビショビショになるぐらい打ち水をしています。笑
うちはクリーニング店をしていますが、アイロンやボイラーの熱のせいで夏の仕事場は外気温と同じか、それ以上になる事もあります。
◎そして現代科学の傑作、クーラーが無い!!
なぜないのか・・恐らく店が出来た当初から、クーラーを付けても効かないという事だったんだと思います。
それもあると思いますが、うちの店の壁面は木製フレームの小さな窓が60枚並んでると言う不思議な店構えになってます。
これは風通しを良くして、少しでも店内の空気を入れ替え易くするためと聞いた事があります。
昭和初期の窓だらけ激古店舗なので、珍しがって写真を撮って行く方もよく居られます。もはや看板の文字もほとんど消えてしまって「何の店?」みたいな感じですね。笑
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【打ち水すると、何で涼しくなるの?】
- 打ち水をすると「気化熱」によって地面の熱が大気中に逃げていきます。
- 「気化熱」とは、水が気体になる時に周囲から吸収する熱の事です。
- お風呂上りに、扇風機やクーラーに当たるとより涼しく感じるの、身体の表面の水分が「気化熱」で奪われているからですね。
【よく聞くヒートアイランド現象って何?】
- ヒートアイランド現象 ➡ 都市部の気温が周辺の郊外部に比べて高くなる現象の事を言います。
- 都市部の地面はアスファルトやコンクリートが多く、日中の熱をしっかり蓄えてしまいます。夜になってもその熱のせいで、気温がなかなか下がりません。これが熱帯夜の原因ですね!
【打ち水の狙い!】
- 打ち水の狙いは、ヒートアイランド現象で熱を吸収してしまったアスファルトやコンクリート等の表面部に直接水を撒く事で、表面温度を下げる事が目的です。
- 地面が冷えれば、その場所の気温は低くなりますね。
【打ち水の効果的な時間帯!】
- 朝か夕方の比較的涼しい時間帯と言われています。
- 撒いた水がすぐに蒸発せずに、ゆっくり地面の熱を奪い続ける為に「気化熱」の効果が持続するという理屈ですね。
【うちの店での打ち水のやり方!】
うちの場合は一般の家庭とはやり方が違います。週3回水洗いの作業をしますが、その際に毎回大量の排水が発生します。
2度目以降のすすぎの排水は、ほぼ洗剤も残ってなく透明なのでそれを夏の間は捨ててしまわないで、バケツで汲んでちいさな浴槽ぐらいの業務用の水槽に貯めてあります。
毎回排水を貯める作業は結構大変で疲れるんですけど、水道水を道に撒くのはもったいない感が優勢です。笑 エコというより節約の意識です。
※道路が不衛生にならないように、汚れた水や洗剤の混ざっている水は撒いていません。
◎その貯めた水を、毎日何度も撒いてます!!
日中の暑い時間帯でも打ち水をする事があります、「焼石に水。」の感じもありますが、結構な量の水を撒くので多少なりとも効果はあるかなと思ってます。
撒いてる時に足がビショビショになるので、それで涼しくなりますしね。笑
「皆さんも、実際に打ち水をやってみて効果を体感してみて下さいね!撒く時間帯や水量によっては効果を感じにくい事もあるかもしれませんが、打ち水の作業自体が結構楽しいもんですよ!」
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