皆さん、こんにちは。^^
「明日9月9日(水)より、台風の進路予想に関しての気象庁の発表方法が変わります。」
つい先日の台風10号の時もそうでしたが、今まで気象庁は台風の基準を満たすまでは熱帯低気圧として1日先までの進路予想を出せませんでした。
◎今回の改訂により、熱帯低気圧の時点でも5日先までの予想を出せるようになりました。
次に発生する台風からは、熱帯低気圧の時点でTVでよく見る予報円の予想進路図が流れる事になるようです。
以前に記事にした、米軍合同台風警戒センターの情報等は熱帯低気圧の時点で今後台風になる事を予測し進路予想図を早い段階で発表していました。
日本は今後台風になるの可能性が凄く高いのに、決まりで熱帯低気圧の時点では進路予想図を出せませんでした。
ようやく気象庁の台風(熱帯低気圧)の予測も海外基準になったということでしょうか。
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【なんで熱帯低気圧の時点では、進路予想出さなかったの?】
- 24時間以内に台風にまで発達する予想の熱帯低気圧に関しては、予報の誤差が大きいと判断されていたために1日先までの予報となっていました。
- スーパーコンピューターのシステムや能力の向上、天気予報技術の制度が向上した結果、熱帯低気圧の時点でも5日先の進路予想まで予報を出す事になりました。
- 開始日は ➡ 2020年9月9日(水)15時以降の運用となります。
【どんなメリットがあるの?】
- 単純に今までよりも早い段階で、台風になるであろう熱帯低気圧の進路予報が気象庁より発表される事になります。
- 市民レベルでは進路予想が今までよりも少し早い段階で発表される為、その分早目の準備・警戒・心構えができる事になります。
- 自治体レベルでも、台風接近時の防災行動計画(タイムライン)に沿った防災関係機関等の対応を、今までより早く準備する事ができて効果的に運用することが可能になりそうです。
- ただ進路予想が早くでる分、その後のいろいろな影響によって進路が変わってくる事も考えられます。個人レベルで日々の台風情報更新でしっかり確認しないといけませんね。
【まとめ】
- これからは、気象庁の台風に関する進路予想が熱帯低気圧の時点で5日先まで発表される!
- ひと昔前と比べて、日本近海で台風が発生して急速に勢力を増してほんの数日で日本に近づくケースも増えています、早め早めの情報公開は市民レベルでも助かりますね。
◎リアルタイムで台風の状況が解るアプリ、"Windy.com"の記事も併せてご覧ください。^^
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