皆さん、こんにちは。＾＾
「大阪府の重症者数が１２４人に、重症病床の実質稼働率は８６％を超えました。」
※１１月３０日現在の情報
以前から重症者を増やさない事！重症病床の確保！という事を、ずっと聞かされてきましたが、この数週間であっと言う間に臨界を突破した感じです。
実際問題、自分の知る限りの情報では大阪府内の医療施設・保健所等の対応状況はかなりひっ迫しているようです。
【豊中市のここ３ヵ月の推移】
１ヵ月間の総数です。
- ９月 ６８人
- １０月 ６９人
- １１月 ２８０人
１１月に入って明らかに感染者（陽性者）は激増していますね。
◎感染状況
- 家庭内の家族感染
- 高齢者施設、児童関連施設のクラスターの発生
- その他追跡できないさまざまな場面での感染
➡確認されたクラスター事例
- 大勢の前でマスクをせずにフェイスシールドのみで歌唱して感染したケース
- マスク無しによる会話での感染拡大
- 季節の変わり目の体調不良と見分けがつかない症状で、学校や仕事に行ってしまい感染したケース
現在では、感染経路不明の市中感染がもはやスタンダードになってしまってます。
年代も子供からお年寄りまでと幅広い層で感染が拡大しており、誰が？いつ？どこで？感染してもおかしくないような状況になってきています。
◎大阪の中でも豊中市は多いエリア
大阪府内でも以前から豊中市では感染者数が多いエリアになっています。
１１月３０日（月）時点での、上位５都市です。
- 大阪市 １０３４７人
- 堺市 １２７５人
- 東大阪市 １０７０人
- 吹田市 ７０２人
- 豊中市 ６４３人
◎保健所にも問い合わせが増えている
府内、市内の感染者数の増加にともなって、身近な場所や身近な人でも陽性者となるケースも増えています。
【新型コロナコールセンターからのお知らせ】
感染拡大に伴い身近に陽性者が出て、#濃厚接触者 確認の問い合わせが増えています。陽性者の調査後、濃厚接触者には管轄の保健所から連絡します。
— 豊中市保健所【公式】 (@toyonakame) November 30, 2020
◎保健所の濃厚接触者判断基準は？
実際に自分が感染しているのかも？と思っても、濃厚接触者に該当しないと判断された場合は保健所からの連絡等はありません。
※画像は豊中市保健所公式Twitterより引用
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【大阪コロナ重症センターが完成！】
※写真は日本経済新聞より引用
これまでにコロナ対策の重点医療機関としては、大阪市立十三（じゅうそう）市民病院が知られています。
新たに新型コロナウイルス感染症の重症患者向けの専用臨時施設「大阪コロナ重症センター」が１１月３０日に第一期分が完成しました。
施設は完成しましたが、予定している看護師等の医療スタッフの確保が整っておらず、実際の稼働は１２月の中旬頃から３０床の運用予定となっています。
プレハブ感がすごい！とか、税金無駄遣いとか！の意見も見かけますが、半年前に吉村知事が冬場の感染拡大を懸念して立ち上げた施設という事も事実です。
大事なのは、すでに完成したこの施設で少しでも早くに、実際に重症者の方々への治療が開始される事だと思います。
◎同施設の求人概要が実際に出ています
※画像は大阪府看護協会HPより引用
➡ 手当別で月５０万円！？
給与額だけを見ると厚遇なようにも思いますが・・素人で詳しい事は解りませんが、コロナ重症者専門である事などを踏まえると技術的にも精神的にもかなり厳しい状況だと思います。
実際の所、約１３０人必要なところ現時点では約３０名程しか人員は確保されていないと発表されています。
この施設の運用が始まるまでに、今以上に重症者の方が増えないことを願うばかりです。
【あとがき】
市民レベルでは、ステージが何とかレベルが何とかよりも、とにかく大阪は今かなりピンチな状態だという事は解ります。
数か月前とは明らかに違う感染者数・感染状況の中でも、府民・市民のコロナへの意識はやっぱりどこか薄れているというか緩んでいるように思います。自分も含めて。
「コロナ観」と言う言葉がテレビやネットで取り上げられてますが、他人のものの考え方の違いや行動を変える事なんて簡単には出来ないですよね。
今自分が正しいと思う事を行動に移す、新しい知識や情報が入ればまたアップデートして行動を見直す。
日々その繰り返ししか、出来る事は無いように思います。
出来る事は全部、ずっと前から毎日毎日やってますから！
安易にコロナの収束ばかり願うのではなく、いろんな人・事・場所に文句を言いたい気持ちもありますが、今は日々の生活をきちんと丁寧に過ごす事で先に進めるように思います。
※以前に豊中市内で発生したクラスターの記事も、合わせてご覧ください。
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