在宅介護16年の闘い。

要介護4の父をリアル在宅介護してきた約16年を振り返る日常

新型コロナ対策【大阪コロナ重症センターの受け入れが始まる!】

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皆さん、こんにちは。^^
「大阪府コロナ重症センターが、12月15日(水)より段階的に患者さんの受け入れを開始しました!」

◎良くも悪くも、関西のメディアでは頻繁にとりあげられていた施設です。

11月30日が完成後、ようやく稼働できるようになりました。

15日時点での大阪府内重症病床使用率 ➡ 81.7%

府の独自の「大阪モデル」赤信号の基準である使用率70%以上を、11月の下旬頃から超えたままの状況が続いています。

【大阪コロナ重症センターって?】

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※写真は日本経済新聞より引用 

◎場所:大阪市住吉区万代東3-1-56 

「大阪急性期・総合医療センターの敷地内」

重症病床が30床あり、全ての病床に人工呼吸器を配備している。※ECMOは配備せず。

◎建設費用:約23.5億円 プレハブ工法

【一番の課題だった看護師の確保は?】

  • 府の要請により、自衛隊より3名の看護̪師が派遣される
  • 全国知事会にも看護師派遣を要請
  • ホームページによる求人
  • 離職・休職している看護師への呼びかけなど潜在的人材の確保

運用に必要な看護師約130名の確保のめどがついたと公表されました。

※現時点でも求人は募集されているようです。

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◎実際の稼働はどんな状況?

当面の運営は、30床あるうちの5床程度にとどまるとのことです。

今後、受け入れ態勢の状況をみて順次増やしていく方向です。

看護師、スタッフ等の確保ができたとしても、30床がフルで運用できるようになるまでには、研修・人材育成等の準備でまだしばらくの期間が必要になりそうです。

◎今後の展開は?

現状の大阪コロナ重症センターの安定的な稼働が最優先となるようですが、新型コロナの感染拡大の状況とあわせて、第2期分の工事も予定はあるようです。

報道資料には設置期間2年間とありますが、関係者に話しでは今後の第4波や新たな感染症等、パンデミックに備えての研修期間としての運用も検討されているようです。

プレハブとは言え、23.5億もの費用と貴重な人材をかけて運用する施設なので、出来るだけ長い間有効に活用して欲しいものです。

【あとがき】

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大阪コロナ重症センターのニュースは、大阪では頻繁に取り上げられている内容でした。

けれど府民の1人としては、あまり身近に感じる事はありませんでした。

  • 場所どこにあるん?
  • どうなったらそこに運ばれるん?
  • 完成したのに、まだ稼働してへんの?
  • そもそもその施設が必要やったんはなんでなん?

この施設はプレハブとはいえ、8月の夏頃から建設されて23.5億円もの費用がかかっています。建設開始時期は、府知事が冬の寒い時期に感染拡大が起こった時の為に!ということは理解できます。

ですが23.5億円の莫大な費用は使い方が正しかったのかは、素人考えでは疑問もあります。

ようやく完成したした施設で受け入れ可能が30床中の5床?

「え!?少なっ!」

もちろん、運用も始まったばかりなのでこれから稼働病床も増えていくとは思います。

新型コロナに感染して重症になった方は、本当に大変でお気の毒だと思います。

けれど、コロナにならなくても自分の身近な大阪府民・豊中市民がこんなに疲弊して行き詰まってるのを何人も見ていると、23.5億の別の使い道はなかったんかな?

なんて素人考えですが、個人的に思いました。

大阪は、これから年末年始にかけて自粛ムードも加速していく気がします。

うちの店も今年は例年より休みの期間を少し長目にしました、感染症予防対策・日々の行動など、今できる事を自分の判断で行動するだけです。

皆さんも、これからまた厳しい期間が続くかと思いますが、お身体とお仕事に無理のないようお過ごし下さい。

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