皆さん、こんにちは。^^
「エアコンの設定温度って、何度ぐらい?にしていますか?」
多く言われている推奨温度はこちら、
- 夏の冷房は28度
- 冬の暖房は20度
とは言え、目安の温度なので室温や部屋の広さや陽当たりなどいろいろな条件で違ってきますね。
ちなみにうちでは、夏は26~7度で冬は23~4度にしています。
築7~80年の激古住宅兼店舗で、そこらじゅう隙間だらけなうえにゼロ断熱です!
【エアコンって冷房より暖房の方が電気代高いんです!】
これ意外ですよね。
これは、室内と室外の温度差の大きさが原因となっています。
◎例えば室温25℃で設定をした場合
- 冷房25℃ ➡ 真夏の外気温を40℃とした場合の温度差は15℃
- 暖房25℃ ➡ 真冬の外気温を0℃した場合の温度差は25℃
◎推奨設定温度の場合
- 冷房28℃ ➡ 真夏の外気温を40℃した場合の温度差は12℃
- 暖房20℃ ➡ 真冬の外気温を0℃とした場合の温度差20℃
全ての例があてはまるわけではありませんが、比較例の25℃の場合でも推奨設定温度のどちらでも夏場より冬場の方が室内温度と外気温度の差が大きい為、その分消費電力が増えて電気代が高くなります。
【短時間での電源ON/OFF操作より、つけっぱなしの方が良い!】
部屋が涼しくなったり暖まってきたら電源を切り、また電源を入れるような繰り返しは逆に電気代がかかってしまいます!
30分程度の短時間の電源OFFなら、つけっぱなしの方が電気代が安くなるとエアコンメーカーのダイキンでも紹介されています。
パソコンなども電源を切らずにスリープモードにしてる方が電気代が安くなると良くききますね。
【気になる電気代節約方法は!?】
エアコンを使う時に気になるのが、やっぱり電気代ですね。
とは言え、快適に感じる温度には個人差もありますし、猛暑や寒波の時には節約なんて言ってられない時もあります。
- 夏にエアコンの設定温度を1度上げる ➡ 約13%の電気代節約に!
- 冬にエアコンの設定温度を1度下げる ➡ 約10%の電気代節約に!
※環境省HPより引用
この電気代節約の割合をみると、たった1度の調節がとても大きい節約に繋がる事がわかりますね!
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◎節約&快適テクニック紹介!
1.エアコンは風量は自動運転が効率的
自分もそう思ってましたが、弱運転の方が風が弱いしあんまり電気を使わなそうですよね?
でも違った! ➡ 弱運転の場合、設定温度の室温になるまで時間がかかってしまう為に逆に電気代がかかってしまうそうです。
エアコンは、室内の温度を設定温度にするまでの間が一番消費電力が大きくなります!なので自動運転で一気に温度を上げてしまい、その後自動で弱運転になる方が電気代を節約する事ができます。
知らんかったー!
2.エアコンの風向は、夏は水平、冬は下向きが効果的
夏場の冷房使用時は、冷たい空気が下にたまるので水平方向にすると上から下へと冷気が流れます。
冬場の暖房使用時は、暖かい空気が下から上へとたまるので下方向にすると効果的と言われています。
※人感センサー搭載の高機能エアコンには、当てはまらないようです。
これは皆さんなんとなく知ってましたよね。
3.サーキューレーターなどを使い空気循環する
子供の頃には無かった家電サーキュレーター!首なし扇風機が何の役に立つの?なんて思ってましたが、ちゃんと役割があるんですね。
もちろん扇風機でも代用可能で、夏冬どちらの場合も風向きを上向きに運転する事で、室内の空気を循環させます。
設定温度を小まめに変更しなくても、空気を循環させる事で
- 夏は涼しさを感じやすくなり、冬は暖かさを感じやすくなります。
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4.窓等に断熱素材を張り付ける
いわゆる、梱包材などでも使われるプチプチ(エアキャップ)や断熱フィルムなどがあります。
全ての窓全面に貼るとなると、コストも労力も大変になるかもしれませんが効果的ではあります。
ガラス窓(扉)越しでは、せっかくエアコンで調節した空気を外へ逃がしてしまい効率が悪くなります。
断熱材(プチプチ)自体は、ホームセンターや通販等で比較的安価で簡単に購入できます。断熱効果と引き換えに、コストや見た目をどう考える?と言うことになりそうです。
5.意外と重要な湿度の調節!
夏場は冷房をいれる事で、室内の湿度を下げる事ができます。
その為に不快な蒸し暑さも解消されて、快適になります。
冬場は空気が乾燥しているので、加湿器などを使い適度な湿度を保つ事で寒さを和らげる効果もあります。
6.小まめなフィルター清掃
エアコンを頻繁に使う家庭ですと、フィルターに埃がつまりやすいので。2週間に1回ほどの間隔で掃除機などを使い、小まめに掃除すると効果的です。
【まとめポイント6点!】
- 風量を自動運転で!
- 風向は、夏は平行・冬は下向き!
- サーキュレーター等で、室内の空気を循環!
- 窓に断熱材で効率UP!
- 湿度の調節も体感効果あり!
- 小まめなフィルター清掃は大事!
【あとがき】
なぜ今回の記事を書いたかと言うと・・実は我が家には2年前まではエアコンがありませんでした!
うちにあったのは、家具調タイプのクーラー機能だけの物です。
3~40年前?ナショナル製(現パナソニック)のクーラーで、一応クーラーとしては使えてましたが電気代は高いし音がうるさいわで、ようやく2年前に買い替えました。
去年はエアコンの暖房を付けなかくても大丈夫だったんですけど、今年はここ数日の寒波でついにエアコンの暖房をつける事にしました!
そして使った事が無いので「エアコンの暖房設定温度って、何度にしたらええの?」問題発生。
調べたら推奨温度20度でびびりました、最初28度にしてました。笑
暖房器具と言えば、石油ストーブ・ホットカーペット・ガスファンヒーター・電気ストーブを使ってました。
特に父を在宅介護してた頃は、病気の後遺症で身体の麻痺や冷えがひどかったので、ホットカーペットを敷いた上で寝ながら、部屋を石油ストーブで暖めて、ガスファンヒーターを直接当てるというトリプルアタック的な事をしてました。
しかもデイに行ってる時以外は、冬場はほとんど暖房をつけっぱなしでした。
どれか1つでも欠けると「寒い寒い!」と、よく怒ってました。。
自分達がその部屋に入ると、むせかえるような暑さなんですけどね・・。
なので、毎年冬になると光熱費が半端なかったです。。今では4分の1ぐらいまで全体の光熱費が下がってます。
というわけで、えらそうに説明しましたが本当は自分が知りたかったエアコン情報をまとめてみたという記事でした。
少しでもエアコン使用時の節約等のご参考になればと思います。^^
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