皆さん、こんにちは。^^
「隠徳(いんとく)と言う言葉を聞いた事がありますか?」
これも最近見聞きする機会があったので、少し深堀してみました!
【言葉の意味】
- 人に知られずに密かにする善行のこと。
- 隠れた良い行い。
◎反対の言葉に陽徳(ようとく)があります
- 人が見ている所で行う善行を、陽徳(顕徳)と言います。
◎陰徳を使った四字熟語があります
➡ 陰徳陽報(いんとくようほう):人知れず善行を積めば、誰の目にもあきらから良い報いがあると言う意味です。
【運が良いってなに?】
宗教、自己啓発、スピリチュアル、などなど信じる物・事、考え方は今の時代簡単に見聞きして手に入れる事ができます。
それぞれが正しい?うそ?信じる?信じない?それは人それぞれが判断する事なので解りません。
けれど、「ラッキー!」「運が良い!」とふと思う事は、少なからず誰しも経験した事がありませんか?
◎じゃあなんで幸運が起こるのか?
- 陰徳陽報の言葉にあるように、良い行いをしていれば巡り巡って自分にも良い事が起こる。
と言うことじゃないでしょうか?
「は?」
「ないない・・」
「怪しい・・」
「良い事なんて何もないし!」
などなど、そう思われる方も居て当然ですね。
【自分はどうなのか?】
ブログタイトルにあるように、人生の約3分の1を費やして父の在宅介護をしていました。
在宅介護の暮らしの大変さは、当事者のみぞ知る!と言ったところでなかなか言葉で表現するのも難しいです。
長過ぎた介護期間中というのは、諦め・絶望・無気力・・負のイメージを全部背負って生きてるような地獄の毎日でした。
当時は負のイメージ、イライラなどが無限ループを繰り返してました。
「どうでもいい」「介護の為に生きてる」「人生終わってる」そう思えば思うほどよりそれに近づいていたような。
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◎介護は善行?
家族を介護してる当人からすると、善行をしている意識なんてありません。
けれど第三者からみると、そう見えるのかもしれませんね。
今振り返ってみると、これは陰徳ではないですよね?どちらかと言うと陽徳かな?
親の介護をしてるので、それが善行と言うのかは解りませんが、明らかに誰から見ても解る行動です。
◎そして16年の介護生活が終わる
介護生活が17年目に入ろうとしてた時、予想もしていなかった老健への施設入所の話が持ち上がり、ポンポンと話しが進み父は入所する事になりました。
もちろん、入所したからと言って介護が何もかも終わりではありませんが。
◎翌年の1年は良い事ばかりが起きた!
父が入所して半年後にコロナ禍に突入して世の中が一変しました。
コロナ、コロナ、自粛、自粛、で生活が激変してしまいましたね・・
けれど年が明けてからの2020年の1年間は、以前の記事にも書きましたが、
「本当に良い事ばかりの1年でした!」
振り返っても悪いと思う事がほとんどなく、
- コロナ禍の大変な時期でに仕事もなんとか持ちこたえた!
- 大きな病気や怪我もなく健康だった!
- 応援してくれるお客様が助けてくれた!
- その他いろいろ!
ん?これはもしかして・・長い間介護を頑張っていたからなのか?(自分で言うな)なんて思ったりしました。
以前から周りの人や、お客さんからは
「お父さんの介護、毎日大変やね。」
「いつか良い事が必ずあるよ。」
なんて言葉を良く言われました。
それが慰めなのか、社交辞令なのかは解りませんが、当時は
「そんなもんあるかい!」
なんて思ってましたね。スミマセン。。
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【2021年はどうなってる?】
今年に入ってもう2ヵ月が経ちますが、世の中的にはまだまだ厳しい状況です。
緊急事態宣言が続いてますし、仕事の売り上げも例年になく激減しています。
けれど現時点ではまだなんとかやっていける状況です。
- 家賃支援給付金は今月からようやく使います
- 特別定額給付金はまだ手をつけてません
◎こんな大変な時なのに、なぜか気持ちに余裕がある?
世の中も仕事も大変、それなのに・・なぜか心や気持ちにゆとりがある?
現実は厳しい状況なのに、
「なんとかなる気がスゴクする!」
と言うか実際に何とかなってる。
去年に続いて、良い出来事もいくつも続いています!
要は、日々の気の持ちようが、考え方・行動・発言を変えて、良い方向へと進むんじゃないのか?
- 陰徳・陽徳・善行
- 断捨離
- 規則正しい生活
まだ決定はしていませんが、これからの人生でとても大きな出来事が入ってきました。その方向へ少しずつ前進しています。
晩年の人生を大きく変えるような出来事ですが、油断せず・天狗にならず・あぐらをかかず、これまで通りにコツコツを日々の暮らしを積み重ねていきます。
それが上手く行かなかったとして、決してそれまでの積み重ねは無駄にならないと思います。
【あとがき】
月並みの言葉ですが、人生何が起こるか解りません。
父の介護をしてる間は、絶望の毎日を早く終わらせる為だけに寝て起きてました。
今、ご家族の介護やご病気で大変な思いをされてる方へ上手く伝わると良いのですが、きっと良い方向へ進む時がくると思います。
それが明日なのか16年後なのか、解りません。
自分も地獄の暮らしが終わらないと思って、16年ずっと過ごしてました。
「けれど終わりが来ました。」
それからは、本当に幸せと思える思える日が続いてます。
「悪い事がある分、同じだけ良い事がやってくる。」
そう思えれば、今日が少し楽に過ごせるように思えませんか?
人間は大変な時、ひとの話や言葉は頭に入りにくいかもしれません、自分はそうでした。
そのせいで16年間も介護期間を、ただただ辛くて苦しい日々と決めつけてたのかもしれません。
陰徳も陽徳も、善行を詰めば必ず返ってくるんだと実感した事を伝えようと思い記事にしました。
個人的な意見ですが、少しでもご参考になればと思います。^^
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