皆さん、こんにちは。^^
今回は、ブログを始めたきっかけでもある「親の介護について。」を改め振り返ってみると共に、気になる記事で紹介されていた「介護に関するお金の事。」を紹介したいと思います。
「平均的な介護期間は4年!?介護に掛かる総額は800万円以上も!?」
※これはあくまでも、アンケート結果による平均値などからの数字です。
ちなみ、うちの家庭では在宅介護で16年、その後施設に入所して2年弱が経過しています。
これまでの介護に掛かった総額がいくらで?今後施設の入所費用がいくらかかるか?
介護継続中なので解りません・・。
【一般的な介護費用ってどれぐらい?】
この表の数字は、損害保険ジャパンの「介護に関するアンケート」の調査結果です。
◎一般的な介護って何?
一般的な介護というのは、自分が思うに「親の資産(預貯金)や収入」を使って毎月にかかる費用をある程度捻出するという事なんだと思います。
親の資産を使いつつ、子供や他の家族で足りない分を支援したり助け合うみたいな感じかな?
そもそも、自分の老後の為に約1000万以上の大金を子供に残してる家庭なんてそんなにあります?
親のお金を使ったとしても、初期費用に100万円で毎月13万も払えます?
「無理です。」これこそ一般的。
「老後は子供達に迷惑をかけたくない・・」
「自分の面倒は自分でみる・・」
そんな親の存在は都市伝説にすぎないと思ってました。
◎うちの場合は全然違った!
ブログを始めた初期の頃に、「両親共に無年金」と言う記事を書いて今でも継続的にアクセスして頂いてます。
父の場合、国民年金¥1も払って無かったと店の少額の運転資金以外の預貯金等も一切ありませんでした。
わずかばかりの掛けていた個人年金が年間28万程あります。
そんな中での自転車操業状態での長い長い在宅介護生活でした。
現在は、自営のクリーニング店をしつつ両親を扶養している状態です。
◎うちの毎月の介護費用はどうだったのか?
以前に、在宅介護中と老健に入所してからの月額費用を簡単に比較した記事を書きました。
現在のところ、毎月の入所費用は約5万円です。
この金額を見て、「え!安いっ!」と思われたかもしれません。
世帯収入(個人収入)が多くなると、当然金額も上がります。
介護をする両親がしっかりと預貯金等の資産を用意してたり、高齢でも収入がある状態ですと毎月の支払額を多くなりますが、本人のお金を使う事でそれを賄うことも可能だと思います。
うちの場合は低所得世帯という事と、父の収入がゼロであることもあってこの金額になっています。
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【いざ介護が始る前に備えておく事!】
このブログでも、頻繁に取り上げている内容です。
うちでの介護が始った頃、約17~8年前はまだまだ介護に関する情報が少なく行政支援や整備等も今ほど充実していない状況でした。
今では当たり前の、解らない事はネットで検索してすぐに解決!や、気軽に相談できる包括支援センターもありませんでした。
◎大事なのは情報を知る事!
現在の状況は当時と全く違います、介護に関する情報がネット上には溢れるほどに掲載されています。
介護現場のプロである方々の意見や、自分のような家族介護実体験者の話、さまざまな制度や介護保険等の事など、探して見つからないような事は無いかもしれません。
➡あとはそれを探すか!探さないか!
ある日突然介護が始る前に、少しでも心の準備と必要最低限の知識を今のうちに。
なんとなくで良いです・・自分がある程度の年齢になってきたら、親の介護に意識を少し向けるだけで。
◎親の情報もしっかりと把握!
これはそれぞれの家庭の事情もありますし、一概には言えないかもしれません。
当たり前ですが、介護を受ける・介護をするには相当な金額が必要となります。
➡なんやかんやで、お金問題が一番重要!
在宅介護にせよ、施設入所にせよ、綺麗事だけでは何も進みません。
皆さんも一番気になるところが、お金の問題ですよね。
◎父の入所を期に両親の預貯金情報を共有しました!
うちの両親はそれぞれに銀行口座を所有しています、わずかですが預金もあるのでいざと言う時はスムーズに出せる準備をしています。
もちろん現在では、息子であっても親の口座から簡単に入出金する事はできませんね。
けれど、キャッシュカードと暗証番号があればそれは可能になります。
➡両親共にキャッシュカードを作ってなかった。。
となると大変、当然キャッシュカードを作るには本人の登録や手続きが必須です。
母の場合は自分で窓口に行ってもらい作る事ができました。
父はほぼ寝たきり状態だったので、自分が代理で手続きをしました・・これについてはこちらで詳細を記事にしてあります。
大変でしたが、なんとか無事にやり遂げました。
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◎現在介護している方へのお金に関するアンケート結果!
現在介護をしている40代~50代の男女200人にアンケート調査をした結果です。
※アンケートは日刊SPAのHPより引用
介護に関しての具体的な内容ですね、やはり一番多いのは「いったい介護費用はいくらかかるのか?」だと思います。
個人的には、これに答えはないと思います。
それは、「介護の終わりがいつなのか?」これが見えてこない事にあります。
【あとがき】
自分を含めた40代~50代にとっては、親の介護問題はとても身近なものになってきます。
脅かすわけではありませんが、「親の介護はある日突然やってくる。」と言う言葉を聞いた事がありませんか?
思わぬ怪我や急病で、親の介護が突然始まることもあります。
親も子も元気なうちに出来る事はきっとあるはずです、有効な情報や知識はいくらでも探せますし、地域の包括支援センターなどでも相談にのってくれると思います。
- 親の介護は綺麗事だけでは進まない、まとまったお金が当然必要!
- 親のお金を切り崩しながら、毎月自分たちが賄う金額を想定しておく!
- 親族・兄弟等で、親の介護が始る前から少しでも話合っておく事が大事!
今回は、介護に関してのお金の事にスポットをあててみましたが、親を介護するという事は経済的な負担意外にも、精神的な面、肉体的な面でも想像を超えるストレスがかかる事になります。
それらは実際に介護が始ってみて経験してみないと解りませんが、お金の面は介護が始る前から準備できる事の1つだと思います。
今回の記事が何かのお役に立てればと思いますし、少しでも「親の介護」についての関心や知識を持って頂ければと思います。
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