在宅介護16年の闘い。

要介護4の父をリアル在宅介護してきた約16年を振り返る日常

ヤングケアラー問題【兵庫県芦屋市、匿名の男性が100万円を寄付!】

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皆さん、こんにちは。^^

最近、身近な友人からも「ヤングケアラー」と言う言葉を見聞きする機会が増えたと話していました。

このブログ見てくれたからかな?笑

【おさらい:ヤングケアラーって?】

ヤングケアラー」とは大人にかわって家事や家族の介護などを日常的に行う18歳未満の子供達の事を一般的に言います。

明確な定義や年齢枠は決まっておらず、自分の経験も踏まえて小中高生~20代、30代にかけてもヤングケアラーではないか?とこのブログではお伝えしています。 

このヤングケアラー問題で、いつもと違う展開がニュースになっていました!

「兵庫県の芦屋市役所に男性が現れて、手紙と現金100万円の入った封筒を置いて立ち去りました。」

【ニュースの詳細は?】

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14日(水)、兵庫県の芦屋市役所に70歳ぐらいの1人の男性が訪れました。

男性は市長室の窓口で手紙と封筒を置いて立ち去ったとの事です、

  • 支援金」と書かれた封筒。
  • 封筒には現金100万円が入っていました。

男性は名前も言わずに、立ち去ったとのことです。

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 ※画像は読売テレビニュースより引用

◎市長へ宛てての手紙

窓口に置かれた手紙は、芦屋市長へ宛てたもので「芦屋市内のヤングケアラーへの支援に活用して頂ければ幸いです。」と書かれていました。

芦屋市は取材に対して、「頂いた寄付金については、男性の意向に沿って活用させて頂きたいと考えております。」と回答した。

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◎兵庫県芦屋市ってどんなところ?

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兵庫県の南東部にあって、関西圏でも屈指の高級住宅街として知られています。

市の東北部(山の手)エリアには、開発された六麓荘町(ろくろくそう)があり、駅から遠い立地を逆手にとって専用の運転手などいる富裕層向けの超豪邸用地とし街づくりがされました。

大阪に住んでいる自分でも、芦屋市がセレブな街と言う認識はありました。

全国的にも芦屋市は知名度があるかな?

【各所で取り上げられるヤングケアラー問題!】 

厚生労働省が昨年末~今年に入って、本格的にヤングケアラー問題に取り組みを始めた事もあってか、新聞記事や報道でもこの問題を見聞きする機会が増えてきたように思います。

ヤングケアラーについて

【あとがき】

今回のニュースは芦屋市と土地柄で起きたニュースなので、関西圏にお住まいの方なら「お金に余裕のある方が寄付されたのかな?」とすぐに思いますね。

とは言え、個人で100万円は大金ですし、寄付するのってなかなか勇気がいりますよね。(考え方が庶民だからかな?)

恐らく、寄付された男性もここ最近のヤングケアラー問題の報道や特集をご覧になって行動されたのかなか?と思いました。

達筆なお手紙と、無言で立ち去った事など支援への誠意が伝わってきます。

芦屋市が市内のヤングケアラー問題を、どの程度市に把握されているかは解りません。

この寄付が市内の今現在困っている家族介護をする若い世代の支援へ、迅速かつ適切に利用される事を願っています!

このニュースをきっかけにヤングケアラー問題を始めて知る方も居られるはずですし、意志に賛同して経済的に余裕のある方々からの寄付もあるかもしれません。

もちろん、国・自治体の支援こそ重要だと思います。

何事にも賛否両論はありますが、なんにせよこの問題がどんどん取り上げられていくことで、問題少しでも良い方向へ進むんじゃないのか?と自分は思っています。

今回のニュース、ブログ記事で少しでも多くの方にこの問題を知ってもらえればと思います。

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