皆さん、こんにちは。^^
ヤフーニュースで豊中市の取り組みが取り上げられていました!
「2023年3月末までに、約910件ある全ての行政手続きをオンライン化する目標を掲げました!」
※すでに37件の手続きがオンラインで可能になっています。
今年9月にはデジタル庁が創設されます、それに先駆けて豊中市が独自に行政手続きのオンライン化を加速させるようです。
かなりチャレンジ的にも思えますし、全国初の取り組みかな?と思います。
何か急にきた!?スゴイ発表・・残り2年しかないし?ほんとに実現可能なのか?
賛否両論あるとは思いますが、個人的にはこういった取り組みはどんどん進めて欲しいと思います。
【とよなかデジタル・ガバメント宣言・戦略とは?】
※画像は豊中市HPより引用
豊中市は、デジタル技術を活用して【暮らし・サービス】【学び・教育】【仕事・働き方】の在り方を根本的に変革していく方針を示しました。
その方針が昨年8月に発出された「とよなか・デジタルガバメント宣言」です。
この宣言を受けて、今後行政手続きの100%オンライン化対応をはじめとした、デジタル・ガバメントの取り組みを加速させて、市民にとって便利で快適な暮らしを提供するものです。
※画像は豊中市HPより引用
◎デジタル・ガバメントって何?
デジタルガバメントとは、デジタル技術を活用しながら行政サービス等を見直して、国や自治体が抱える社会的な問題の解決や経済成長を実現するための改革のことを言います。
- 行政サービスを利用者にとって便利で使い易いものにする!
- 官民の生産性を低下させている要因を取り除き、行政の縦割りや官民の垣根を超えて、デジタル技術でより良く作り替えていく!
【手続きデジタル化の現在の進ちょく状況は?】
今回の行政手続きのデジタル化を進めるにあたって、行政手続きの棚卸が行われました。
その結果940もの行政手続きが存在しており、この中でも法令でオンライン化の対象外となる30の手続きを除いた、約910をオンライン化します。
➡ 現在の進ちょく状況は約20%程度だそうです!
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◎現場職員からも懸念の声はあがっていた?
- マイナンバーがもっと普及してからでも良いのでは?
- せっかくデジタル化しても、より多く使ってもらえないのでは?
- 人員も限られている。。
などの声はあがっていたようです。
けれど、この行政手続きのオンライン化に関しては、市長のトップダウンによる積極的な取り組みが進められているようです。
何事も新しい事をするときには、痛みや弊害はあって当然ですよね。
けれど、次々に出てくる問題や課題を超えた先に本当のサービスの向上があるのかなと思います。
◎実際に稼働して市民サービスの向上に繋がるの?
この部分は、実際始まってみないと解らないですし・・未知ですよね。
いくら豊中市のHPが充実してオンライン化だけがどんどん進んでいっても、それを上手に市民が使いこなせるのか?高齢者はまた置き去りなのか?などなど、すぐ思いつく問題だけでもいくつもあります。
実際、オンラインで手続きをしたとしても、現場の役所の方々が受付後の作業をアナログで作業するとケースも発生するとのことです。
一気に全てを刷新することは難しいと思いますが、行政手続きの完全オンライン化を公表してデジタルガバメントを進めてくれている市政・市役所員の方々を応援したいと思います。
【あとがき】
豊中市の人口は約40万人です、そのうち65歳以上の高齢者が約10万人。
豊中市の4人に1人が65歳以上の高齢者です!
この10万人の方々が、行政手続きのオンライン化に対応できるのか?それは現実的に難しいかもしれません。
今回の全ての手続きがオンライン化で可能になる!と言われていますが、実際のところは「手続きの最初のステップをまずオンライン化する。」というのが正しいようです。
手続きの業務の種類によっては、どうしても紙での業務や対面が必要な業務も残ってしまうとのことです。
とは言え、最初のステップをオンラインかする事で職員の負担も市民側の負担も多少なりとも軽減される事は間違いないと思います。
何もかもの手続き業務が自宅で全てオンラインで完結するまでには、まだまだ長い道のりになりそうです。
実際に効率よく稼働するかどうかは解りませんが、全国に先駆けて豊中市がこういう取り組みを始めるのは嬉しいです。
どちらにも不平不満や文句もあるでしょうが、行政側も市民側もお互いがこのオンライン化促進に歩み寄って、より良い市民サービスを受けれる体制づくりが出来ると良いですね!
今後も豊中市の行政手続きオンライン化に動きがあれば、取り上げて記事にしたいと思います。
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