在宅介護16年の闘い。

要介護4の父をリアル在宅介護してきた約16年を振り返る日常

コミュニケーション【言葉がなくても誠意は伝わるもんです!】

          f:id:ankinchang:20220208054906p:plain

皆さん、こんにちは。^^

昨日、初めてジモティを使って液晶テレビをお譲りしたという記事を書きました。

⇩詳細はこちらの記事をご覧ください⇩

その際に少し思うところがあったので、短くまとめて紹介したいと思います!

【引き渡しの相手の方が耳が不自由でした】

昨晩、テレビの引き渡しをする為にこちらの最寄駅近くで時間と場所を決めて待ち合わせました。

ジモティのやりとりは、チャット形式のメッセージがやりとりです。

お互いに細かな個人情報等のやりとりもしませんでした。

  • こちらの車種や色
  • 相手側の車種や色
  • 目印になる店舗等

簡単な情報のやり取りで、受け渡しできると思いました。

こちらは新規登録でしたが、相手の方は取引実績があったので大丈夫だろうと思ってました。

うちから車で2~3分の場所だったので、早目に行ってすぐに下ろせるよう準備をしていました。

相手の方から、「少し遅れて到着しますスミマセン。」とメッセージがありました。

こちらは家からめちゃ近所ですし「時間は構いませんので、急いで頂かなくても大丈夫です!」と伝えました。

そして返信が届きました、

「私は耳が聞こえません、宜しくお願いします。」

この時始めて相手の方が耳が不自由だという事を知りました。

 広告

 

 

◎感謝の気持ちに言葉は要らない!

f:id:ankinchang:20220109064813p:plain

待ち合わせ時間より、ほんの数分だけ遅れて相手の方が到着しました。

事前に車種の色などを聞いていたので、すぐに解りました。

待ってる間に、車にあるメモを使って筆談でお礼を言おうか考えてました。

実際のところは、そういう事は不要でした。

相手の方が車から降りてきて身振りや手振りで教えてくれました。

  • 時計を指して遅れたことへの謝罪だったり。(遅れたうちに入りませんよ!)
  • テレビを譲ってくれた事のお礼だったり。(顔と目を見ればわかります)
  • テレビが思ってたよりもデカかった!(これも伝わりました。笑)

言葉にせずとも、十分誠意や気持ちはこちらへと伝わってきました。

自分も遠方から取りに来て頂いたことへのお礼をしたつもりですが、無事に伝わってると良いですが・・

と言うわけで、実際のやり取り自体はものの5分程で済みました。

後ほど、相手の方からお礼のメッセージも届き無事に取引が完了となりました。

【父の長い介護の経験が生かされた?】

f:id:ankinchang:20220101075731p:plain

このブログのスタートは、父の在宅介護経験の発信から始まりました。

その長い介護経験が始るずっとずっと昔、自分が小学5年生の頃から父は病気の後遺症で重度の言語障害でした。

⇩父の病気の事などは、こちらの記事に詳しく書いてあります⇩

なので父との言葉でのコミュニケーションというのは小学生の時点で終わっていました。

それ以降の父とのコミュケーション方法は、父が何を言いたいかを筆談でしたり、こちらから話かけてイエス・ノーでやりとりしたりでした。

そんな生活が2年程前の施設に入所するまで、ずっと数十年間続いてたんですね。

我が家ではそれが普通でそれが日常でした。

上手くコミュケーションが取れない事も多いですが、それも仕方ありませんしお互いに慣れてたと思います。

ですが、お互い家族なのでなんとかなるもんです。

今回ジモティでお会いした方とは、ものの5分程の時間でしたが、相手の方がこちらに何を伝えたいのかなどは、目を見てジェスチャーなどで言葉と同じように伝わりました。

これも、これまで父との難しいコミュケーションを長年続けてきたおかげかな?

なんて思ったので、今回の記事にしてみました。

今の世の中、当たり前に言葉を使ってもコミュニケーションが取れないことも少なくありません。

そんな時、「相手は何が言いたいのかな?何を伝えたいのかな?

こちらから、歩み寄ることでもっともっとコミュケーションがとれるんじゃないかな?

なんて思います。

気が合わない、話しがあわない、好き・嫌い、いろいろあります。

相手の事は変えれないけれど、まずは自分は変える事・変わる事はできますよね?

そうやって周りの人とご縁や繋がりが良い方向へ進めば良いなと思います。^^

ブログランキング・にほんブログ村へ

?