在宅介護16年の闘い。

要介護4の父をリアル在宅介護してきた約16年を振り返る日常

豊中市【避難行動要支援者 避難支援プランをご存じですか?】

          

皆さん、こんにちは。^^

今日は豊中市が行っている、風水害・地震災害時における避難行動要支援者の避難プランについてのお話です。

漢字だらけで何やら難しそうに思えますが、できるだけ解り易く解説していければと思います。

【避難行動要支援者、要支援プランって何?】

豊中市では、風水害や地震災害に備えて、要支援者・要介護者などの避難支援を迅速かつ的確に行うためのプランがあります。

平常時から、市内のどの世帯に要支援者や要介護者が居るのかに関する情報を把握するように努めています。

防災情報の伝達手段や、伝達体制の整備などの支援体制の確立を目的としています。

  • 高齢者だけの世帯で、緊急時に手助けが必要な世帯はどこかな?
  • 障害のある方がお住まいで、手助けが必要な世帯はどこかな?

◎東日本大震災を機に改正された!

東日本大震災を教訓に、災害対策基本法が改正されました。

避難行動支援者(避難する際に手助けが必要な人達)への対応が、東日本大震災の経験を経てクローズアップされました。

それを受けて豊中市では、「豊中市災害時要援護者避難支援プラン」を大幅に見直すことになりました。

平成25年6月より、「豊中市避難行動要支援者避難支援プラン」として新しく策定されました。

  • 要配慮者:高齢者、障害者、乳幼児、その他とくに配慮を要する方
  • 避難行動要支援者:「要配慮者」のうち、災害発生時や災害発生の恐れがある場合に自力で避難が困難な方。円滑かつ迅速に避難にする為に支援が必要な方。

【民生委員の方がうちにこられました!】

地域の民生委員の方は、うちのお客さんのご兄弟の方なので面識がありました。

2年程前にも訪問がり、父が施設に入所している事などを伝えてあります。

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◎父は避難行動要支援者として登録されています!

何年前か忘れましたが、豊中市の消防局の方が来られてうちの世帯の高齢者の避難時の支援について聞き取りがありました。

その時はまだ父は在宅介護中だった為、災害時には避難支援に来て頂くように登録してお願いしてありました

実際には特に申請や手続きなどはなく、その場で消防の方が控えを書いてすぐに終わりました。

◎父の避難行動支援者の削除依頼をする!

現在、父は老健に入所中の為、災害時などは施設側での対処でお願いすることになります。

ですが、豊中市の避難行動支援者の名簿に父の名前がまだ残ってしまってます

この件に関して、民生委員の方が来られて「登録削除の手続きをお願いします。」と言うことでした。

削除の理由は、できるだけ新しく正確な情報に更新しておかないと助かる命も助からないということでした。

父の名前が名簿にあるので、災害時に消防局等から助けに来てはくれたものの、本人は施設に入所中で居ないとなると、それだけ人出と時間が無駄になってしまいます。

その時間で、本当に困っている人を助けれたかもしれません

書類に必要事項を記入して、あとは民生委員の方が市役所で手続きをしてくれるそうです。

【あとがき】

近い将来必ず来ると言われてる南海トラフ地震、自分達が子供の頃とは全く違う台風の進路や被害の大きさ・強さ。

防災には限界がありますし、出来る限り減災するように暮らす!と言う記事も読みました。

今年に入ってから、京都府南部・北摂エリアでの地震も頻発して心配です。

うちは、過去に平成30年の台風21号で4日も停電して大変な思いをしました。

なので毎年台風シーズンになると、過剰に反応して早くから万全の体制を取るようにしています。

今回の情報は豊中市の取り組みによるものですが、風水害・地震が起きた際に、

  • 助けが必要な高齢者のみの世帯ではありませんか?
  • 自力や家族だけの力では迅速に避難出来ない可能性などはありませんか?
  • お住まいの自治体、消防局、ご近所さんなどに災害時に要支援者が居る事が伝わっていますか?

実際に災害等が発生してしまってからでは、到底間に合いません。。

災害が起こる前に、時間や気持ちにゆとりがある時に、役所等に問い合わせてみたり検索して調べてみてはいかがでしょうか?

「備えあれば患いなし。」

今回の記事が少しでもお役に立てればと思います。^^

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