在宅介護16年の闘い。

要介護4の父をリアル在宅介護してきた約16年を振り返る日常

クリーニング【ご存じですか?オイルドコートの取り扱いについて!】

            

皆さん、こんにちは。^^

今日は久しぶりのクリーニングについてのお話です。

オイルドコートをご存じでしょうか?

あまり聞いた事がない方も多いかもしれません。

簡単に言うとオイルを塗り込んであるコートという事ですね。笑

今日、うちの店にオイルドコートの持ち込みがありました。

残念ですが、こちらのコートは当店ではクリーニングできません。

ときちんと説明をしてお断りさせて頂きました。

  • オイルドコートの性質の説明!
  • 一般的なクリーニング出来ないこと!
  • 洗濯表示が全部ダメである事の確認!

【そもそもオイルドコートって何?】

オイルドコート(ジャケット)とは?

一般的に生地の表面に油を塗り込んで、表面に光沢感を出したり防水性や保温性をもたせた頑丈な作りの衣類です。

価格的に高額な商品が多く、オシャレ意識高い系の方や本格的なアウトドア志向な方が好まれるように思います。

大手のセレクトショップ等で取り扱われるバブアー(Barbour)が有名だと思います。

バブアーは英国王室御用達ブランドしても知られています。

※写真のバブアーのオイルドコードで¥65000(税込み)程です。

ラルフローレンやバーバリーなどでもオイルドコートがあるようです。

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◎オイルドジャケットの本来の用途!

日本でのオイルドジャケットの用途というと、そのほとんどがオシャレ着用のタウンユースだと思います。

ですが本来の用途しては、海で働く漁師や水夫や港湾労働者のために作られたものです。

過酷な自然環境に対して防水性や耐久性など実用性を重視した作業着の位置付けになっています。

【購入前に知っておくべきこと!】

オイルドコートを購入する前に、是非とも知っておいて欲しいいくつかの事があります。
大前提!➡一般的なクリーニングや洗濯ができない!

これが一番大きな点だと思います。

安価なものではありませんし購入時に店員さんが、

  • クリーニングについて
  • 通常のメンテナンスについて
  • 適切な保管方法について

これらの事についてきちんと説明をしてくれているかで、お店やスタッフのクオリティも解る気がしますね。

本国の表示も国内の表示も、両方のタグで全てバツ印になっていますね。

これは家庭での洗濯やクリーニングできませんという事です!

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◎他にも知っておくべき事!

  • 電車や車などに乗る(座る)際は着用を避けた方が良い!
  • 長時間着用していると、他の衣類へオイルが移ってしまう可能性がある!
  • 保管時も通期性の良い場所で他の衣類と密着・接触しないように保管する必要がある!

これらの事から、オイルドコートは常に他へオイルが移ったりしない事を注意しておかなければなりません。

タウンユース、自分の持ち物や公共な空間での取り扱いには特に気をつける必要性があります。

◎絶対にクリーニングできないわけではない!

最初に書いたように、当店ではクリーニングは出来ませんという事でした。

一般的なドライクリーニングをしてしまうと、オイル加工が取れてしまいます。

そうなるとオイルドコートである意味がなくなってしまいますね。

さらに、お客様の了解を得てドライクリーニングをしたとしても、綺麗に汚れとオイルだけが取れるとも限りません。

色ムラがでたり、風合いもずいぶんと変わってしまいます。

もちろん中には特殊なクリーニング方法で洗濯してくれるお店もあります。

  • 一度古いオイルを除去する!
  • 再度オイル加工(リプルーフ)をしてくれる!
  • 料金は数千円~数万円と高額になり納期もかかります。

手間とコストも含めて、やはりうちではオイルドコートはお断りさせて頂きたいと思います。リプルーフもできませんし。

【あとがき】

今回は少しマニアックなオイルドコートのクリーニングについてお知らせしたました。

オシャレ意識が高い人にとっては、メンテナンスや維持費も含めての愛着のある洋服だと思います。

個人的には、「取り扱いがこんな邪魔くさいコート買うー?」と言った感じですが。笑

オイルが塗られているだけに、埃や汚れも付着しやすくなっています。

さらにオイルドコートは新品の時点で独特の匂いがあります。

匂いもするし汚れやすいのに超洗いにくい!

「要らん。」です。笑

オイルドコートだけに限らず、少し変わった生地だな?と思った洋服はクリーニングや洗濯ができるか確認してから購入する事をお薦めします。

安価なファストファッションなどで納得できる場合もあるかもですが・・

経験則から、高級ブランド衣類にこそクリーニング不可の商品があるように感じます。

今回の記事が少しでも参考になればと思います。^^

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