皆さん、こんにちは。^^
今日はタイムリーな注意喚起がまわってきたのでお知らせしたいと思います。
「23368円の還付金があります!」
どうやら、今回はこの微妙な金額がキーワードなようです。
- すぐに怪しい!と思うほど高額でもなく・・
- 確かに言われてるような封筒が届いてたな・・
- え?2万円ちょっと貰えるの?
信じてしまいそうな所をついてきてるんでしょうか。
そして何より高齢者をターゲットとしているタイミングがここ最近なんです!
ちょうど今頃の6月~7月にかけての時期は、介護保険や後期高齢者医療保険料の決定通知などが郵送で届くタイミングなんです。
➡そこを狙ってきてる!
- 自宅に届く保険料の決定通知等は正規の物。
- 実際に所得や生活状況によっては減免申請等で減額される事もあります。
ですが銀行のATM操作等で還付金が貰える事は絶対ありません!
【いくつかの例が公開されてるので確認しよう!】
◎例1
7月6日午後2時頃、富田林市南大判町の高齢者宅に市役所の職員を騙る男から電話がありました。
「国民健康保険の改正書類を茶色の封筒で送ったが、そちらからの返信がありません。」
「23368円の還付金があるので、近くの銀行のATMはどこですか?」
このような内容の不審電話は、同じ地域で同時多発的に連続発生する傾向があるそうです。
◎例2
7月6日午後4時25分頃、大阪市大正区三軒家の固定電話に、都島区役所の職員を名乗る男からの電話がありました。
「23368円の還付金があります、手続きの期限が過ぎてしまっているので銀行へ行って手続きをしないといけない。」
◎例3
7月10日午後1時半頃、豊中市原田元町の高齢者宅へ豊中市役所のミヤザキと騙る男から電話がありました。
「市役所から緑色の封筒が届いてませんか?23368円の還付金があります。」
還付金の手続き方法を教えるので、通帳・キャッシュカード・印鑑・マイナンバーカードを持って銀行に行くように指示されたそうです。
こちらの方は不審に思い、すぐに市役所へ確認電話をしたため実害はありませんでした。
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【還付金がもらえる電話は100%詐欺!】
これだけ多くのメディアや各所で注意喚起がされていても、やっぱり騙されてしまう方は居られるんですね・・
高齢者のみ世帯だったり、普段からあまり情報に触れてない高齢者の方だと騙される確率も上がってしまうのかもしれません。
- 犯人は市・区役所、警察官、銀行員、弁護士、誰にでもなりすまします!
- 少しでも不審に思ったら、家族・友人・警察に連絡・相談すること!
- まずその場1人で判断して行動してしまわないこと!
【大阪府安まちメールを利用するのも手段!】
大阪府警が行っている安まちメールというのをご存じですか?
これはメールアドレスを登録しておくと、
- ひったくり!
- 路上強盗!
- 特殊詐欺!
- 子供や女性に対する被害情報
などの犯罪等注意喚起を、警察署からリアルタイムに知らせてもらえるサービスです。
登録方法など詳細は⇩こちら⇩のHPでご確認下さい。
実際に利用登録をしなくてもHPで過去~現在の情報も見ることができます。
少し見てみましたが、特殊詐欺案件だけでも連続してスゴイ数が報告されています。
ということは、実際に警察等に報告されていない分も大量にあるのでもっと多いですよね。
【あとがき】
というわけで、今回も何度となく注意喚起でお知らせしてきた詐欺電話についてのお話でした。
警察の案まちメール以外にも、自治体やいろいろな方法で地域犯罪のリアルタイム情報が得れると思います。
今回紹介したタイプの特殊詐欺は、いわゆる古典的な方法で銀行ATMを利用させて送金させるタイプのようでした。
今ではどこのATMでも、大きく注意喚起が貼ってあったり職員の方も気にかけてるはずです。
コンビニ店員の方が電話しながらATM操作をする高齢者を助けたなんてニュースもたまに見かけますよね。
やはり高齢者のみで特殊詐欺からの防衛や対策には限界があります。
ご家族、友人、町内会、自治体、警察の力を使って少しでも詐欺被害が無くなればと思います。
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