
皆さん、こんにちは。^^
今日は、ハイブランド”Dior”の子供用ドレスをクリーニングしたお話です。
同業者様も少しでも作業時の参考になればと思います。
【ドレスのクリーニングは慎重に!】
ドレス類のクリーニングは特に慎重な作業が必要です。
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受付の際に洗い方などをお客様と確認!
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チュールや装飾部分の破損などないか確認!
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洗う際、仕上げ時、包装時にも引っかけないように注意して作業します!
うちでは音楽家のお客様も居らして、コンサート用のロングドレスがでることもあります。
幸いそのお客様のドレスは100%化繊のものがほとんどでコンサートで汗をかいてしまってもうちではお湯で手洗いすることが可能です。
大人用のロングドレスは特に丈が長いので取り扱いが難しいです。
洗い・脱衣・自然乾燥・仕上げ・包装と、すべての工程で細心の注意が必要です。
◎今回のDiorの子供ドレスは?

いつもご主人や奥様のクリーニングを出して頂いてる馴染みのお客様です。
たまに子供用の洋服のクリーニングも出ますが、ドレスは初めてでした。
襟をタグを見てすぐにわかりましたが、なんとDior/ディオールの子供用ドレスでした!?
これは慎重に洗わなくてはなりません!と、ともに緊張感がどっと押し寄せます。。



※写真は仕上げ前の状態です。
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◎素材は?

- 外側のチュール生地はナイロン90%、ポリエステル10%(金属繊維を含む)
- 裏地は2層になっており、アセテート90%とシルク10%
- 胸元にはたっぷりのラインストーン装飾
- 背中にもブランドロゴ入りの大きなボタン
チュール生地には金属繊維が織り込まれていますが、金属繊維にはいくつかのデメリットがあります。
- 着用回数が増えると金属繊維が折れてチクチクしたりする
- 経年により通常生地よりもシワが伸びにくい場合がある
- 汗・雨・湿気でさびる可能性もある
今回は10%ほどの含有と、商品自体が新しいこともありとくに問題はありませんでした。
◎慎重に洗いました!

今回はドライクリーニングです。
裏返して2重ネットに入れて、短時間洗浄の、短時間脱液です。
これだけ1点のみ洗いました。
しっかり乾くまで自然乾燥です。
仕上げはチュールにスチームを当てて形と整える、裏地にあて布を使いアイロンをかけて完了です。
ポイントは仕上げの時に無理にシワを伸ばそうとしたり、アイロンが地下に生地にや装飾に当たらないよう注意しました。
ふんわりと柔らかい感じで仕上がるようにします。
◎衝撃万円のお値段!

ハイブランドや洗うのが難しい商品が出た際は情報を検索しています。
メーカーの詳細説明や、口コミ、トラブルなどないか見たりします。
今回の子供用ドレスは現行販売モデルでした。

ちょいちょいちょーーい!!
税込み22万円てぇ!?(激汗
70cmぐらいの3~4歳用ベビードレスなんですね。
同じデザインの一番大きい13歳用は27万円でした・・
世の中には庶民の知らない世界がまだまだあるようです。
【あとがき】
と言うわけで、今回は子供用のハイブランドドレスをクリーニングしました。
めちゃくちゃ気ぃー使うやんかー!
というお話でした。
ドレス類は全般的に取り扱いが難しく、いつも以上に気を使います。
さらに今回はハイブランドでとてもデリケートな商品だったのでいつも以上に神経を使いました。
作業や取り扱いはとても難しいですが、料金もその分高く頂いてるのやりがいはあります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。^^
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