在宅介護16年の闘い。

要介護4の父をリアル在宅介護してきた約16年を振り返る日常

介護施設費用【父の個人年金(生命保険)の支給手続きの時期が来た!】

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皆さん、こんにちは。^^

「毎年9月に支給される、父名義の個人年金(生命保険)の申請の時期がきました。」

今の時期は、申請や更新の手続きが次から次へとやってきますね。。

以前の記事に書きましたが、父は国民年金を完全未払いだったので無年金の状態で収入はゼロで現在に至ります。

父名義で掛けていた個人年金(生命保険)が唯一の給付金になってます。

後期高齢者になる75歳までは、毎年自動的に銀行口座に入金されていました。76歳からは、毎年指定される書類等を送付して生存確認をする必要があります。

  • 父本人が申請できないので、自分が代理人申請で書類を提出しています。

最初の申請時は、印鑑証明や実印が必要だったりしたんですが、現在は念書に必要事項を記載する事で押印や印鑑証明は省略になったようです、印鑑不要の流れの影響かな? 

【支給される個人年金の額】

年間で¥274824です、この額は変動しません。申請が受理されると毎年9月の初め頃に一括で振り込まれます。この給付金は、全額父の老健入居費用として使います。

【父の老健の毎月の費用】

父の老健に掛かる毎月の費用は約5万円です、散髪だったり実費の諸費用で多少変動する程度です。

「えー!安い!」と思われた方も居られると思いますが、施設の利用料等は世帯の経済状況や世帯収入で大きく変動します。うちが貧乏って事なんですけどね。

この5万円のうち、半分を姉のところで負担してもらっています。毎月末に引き落とし口座に3万円振り込んでもらう約束になっています。

姉の事も以前に記事に書きましたが、姉は父を在宅介護していた約16年間一度も父の介護に携わる事はありませんでした。詳細は↓記事に書いてありますが、年に数回遊びに来る程度で何か父の介護の事を手伝ってくれた事は一度もありません。もちろん経済的な支援も16年間一切無しでした。 

 父が施設に入居する事になり、話し合いで入居費用を半分持ってもらう事になりました。それが毎月3万円です。

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【うちの施設利用負担は実質ゼロ】

  • 施設の月額費用は約5万円
  • 父の個人年金が月額2.28万円(27.4÷12=2.28)
  • 姉からの毎月支援額が3万円

毎月の施設費用は、父の名義の個人年金2.28万円と姉からの3万円で払える形になっています。個人年金は生きてる間は申請をすればずっともらえるので安心ですが、姉からの3万円は約束を信用するしかありません。

父を在宅介護していて一番大きかった負担は精神的な面ですが、やっぱり経済的にも厳しかったのが現実です。いくら介護保険をフルに使ったとしても、在宅介護をしてるだけで実費で揃えないといけない物、日常生活で必要な物はいくらでもあります。考えて節約しても細々とした消耗品でどんどんお金は消えていってました。

それが入所となると、月額費用として決まった額になるのでそれは助かります。それと併せて精神的・肉体的な負担がなくなりました

在宅でも施設でも家族を介護するとなると、綺麗ごとだけではなくて当然お金がかかります。情報や制度も1年の間でどんどん新しく更新さていきます。介護は本当に情報が大事です。

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「ある日突然ご家族の介護が始るかも知れません、ご家族がお元気な間から必要になる情報を交換・共有して、少しでも準備をしておいた方が良いかなと思います。自分の経験でそう思います、余計なお世話でスミマセン。。」

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