皆さん、こんにちは。＾＾
気になる注意喚起ニュースを見たので、こちらで紹介したいと思います！
「通販等で購入した家電類は、一度電源を入れて通電してしまう返品交換不可って本当に！？」
ん？どういうこと？
簡単に言うと、「購入品が届いてから電源を入れてみた後の返品はできません。」ということですね。
皆さんどう思いますか？
「それは当然の事、一度使ってしまってるから！」
「電源入れてみないと使い勝手も解らないし、返品できて当然！」
大きくわけて、このどちらかの意見かなと思います。
単純家電の場合は通電有無は確認できないかもしれませんが、高性能な家電になると通電の履歴を調べれる場合もあるそうです。
【今回取り上げた内容の詳細！】
<７０代の女性＞
テレビショッピングで「１週間以内の返品は可能！」と謳（うた）っていたマッサージチェアを購入しました。
しかし女性はマッサージチェアが上手く使えない為に、業者へ返品を申し出たところ、「通電した商品は返品できません！テレビの画面でも表示している。」と言われました。
女性はその番組を録画していたので、本当か確認したところ番組の最後の方に小さな文字で表示されていたそうです。
表示されていた文字が小さいことや、ほんのわずかな時間だったのか気付かなかったそうです。
女性の言い分としては、使用してみないと使い心地が分からないので、気に入らないし返品したいとの事です。
広告
◎どちらが間違っているのか？
皆さんは、どうでしょう？
- 業者の番組内で説明が不十分なのが悪い！
- 購入者の女性がきちんと確認しないのが悪い！
※自分が知る範囲（調べた内容）での回答となります。
「残念ながら購入者の女性が負けることになる！」
「えーなんでー！」と声が聞こえてきそうですが。。
そもそも相手は商売のプロであり、現代の大通販時代に荒稼ぎしてる猛者たちです。
そうやすやすと自分達が簡単に損をするような商売はしないはずですね。
あとあと面倒になったりしないように、きちんと保険をかけて商売しています。
最後の見ずらい・解りずらい説明書きも良い例です。
◆通販購入品はクーリングオフ対象外！◆
ご存じでしたか？
- 通信販売には、クーリングオフ制度がありません！商品返品については事業者が決めた特約（返品特約）に従うことになります。
- この「返品特約」が定められていない場合は、商品を受け取った日を含めて８日以内であれば、消費者が送料を負担するかたちで返品できます。
- 通信販売等で商品を購入する場合は、事前にしっかりと返品できるかどうか？返品・交換が可能な場合の条件をよく確認する必要があります。
◎今回のケースを確認してみる！
- 解りずらいとは言え、番組内で返品についての詳細は説明されていた。
- 女性の返品理由が、「商品が上手く使えない。」と言うもの。
結論！➡ 今回の場合は業者の返品特約に従うため返品ができない！
という事になりました。
届いた商品が「上手く使えないから気に入らない。」というのも、結構無理があるなと思います。
そもそも実物を見ないで、売る為に必死にプレゼンしてる業者を信じ込んで商品を購入しているのですから。
➡ ポイント！
もちろん、初期不良や故障・不具合、商品の破損、希望した商品と違う物などの場合は返品できると思います。
うちの母もそうですが、毎日毎日同じ通販番組を無意識にでもずっと見ていると、最初欲しくもなかった商品がだんだんと欲しくなるように刷り込まれるそうです・・。
怖いですね！
広告
◎知っておくべき大事なこと！
令和に入ってコロナ禍となり、おうち時間が増えてテレビを見る機会も増えているように思います。
がしかし！主にテレビを見ている世代と言えば中高年～高齢者層じゃないでしょうか？
という事は、テレビで朝から晩までしつこく流されるCMや通販番組はそれらの年代がターゲットになっている事は間違いないですね。
現代のZ世代と呼ばれる若い世代がテレビの通販番組みて、「おぉー！これすげぇ！欲しい！」なんて、まずならないでしょうから。
若い世代は欲しい品物があれば、
- ググる！
- 口コミを確認する！
- 価格比較サイトで最安値調べる！
- YouTubeで実際の使用者のレビュー動画見る！
- ポイントが最強になるサイトを経由して買う！
- いつ？どの支払い方法でポイント還元最強か知ってる！
- とにかく何もかも調べたおして納得してから買う！
それに、若い世代の人達はそもそもテレビをどんどん見なくなってますよね。
※Z世代：１９９０年後半～２０００年代に生まれた人達の事です。
【あとがき】
今回、マッサージチェアを購入した女性は業者のかっこうのターゲットだったという事になります。
恐らく、マッサージチェアと言うことですし安い商品ではないと思います、だからこそしっかりと確認してから購入するべきだったんですね。
少なくともご家族の誰か、子供さんにでも相談すれば良かったと思います。
- 全く同じ商品が、大手家電量販店でもっとお安く買えたかもしれません。
- 割高になっても、街の電気店ならもっと親切丁寧に商品説明や使い心地、返品交換の事も教えてくれたかもしれません。
どうしても納得がいかず返品を希望する場合などは、国民生活センターなどへ相談するのも方法があります。
ですが、国民生活センターが「通販で購入する際は、返品特約など十分気を付けから購入して下さい！」と言っています。
高齢の親世代が居られる方は、通販番組で商品を購入したり新聞広告やチラシで商品を購入したりする際には
- 本当に適正な価格？
- 商品は本当に大丈夫なもの？
- 返品・交換の条件はきちんと確認した？
などの事を確認してから購入するようにお知らせしてあげて下さいね。
出来る事なら、ある程度のことは変わりに調べてあげても良いと思います。
今回の記事が少しでもお役に立てればと思います。＾＾
?
