在宅介護16年の闘い。

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要介護4の父をリアル在宅介護してきた約16年を振り返る日常

知らないと損?【洋服にも寿命がある!ポリウレタン素材の劣化が原因。】

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皆さん、こんにちは。^^

 【洋服には寿命があります!】と言う話です。

とは言え、「5年、10年着てるけど全然大丈夫やけど?」もちろん、綿100%、麻100%、ウール100%、ポリエステル100%等々、そんな洋服もたくさんあると思います。

今回説明するのは、ポリウレタンの素材(樹脂)を使った衣類の劣化についてです。

 

「ポリウレタン素材の寿命は約2~3年です。」短っ!

「ポリウレタンて何?」

  • ストレッチ加工の糸
  • コートなどの生地を張り合わせる為の接着樹脂(ボンディング加工)
  • 生地に特徴を出す為のコーティング加工
  • 合皮・人工皮革(ポリウレタン表面加工)

などに使われています。

解りやすく言うとストレッチ素材ありますよね?代表的な特徴の1つです。最近の洋服でストレッチ効いてない服の方が少ないんじゃないかってぐらいほとんど使われてますよね。

このポリウレタンが劣化する事で、型崩れ・変色・剥離・劣化等々の問題が起きます。

【劣化の状態】

  • ストレッチパンツの膝が出たまま元に戻らない、全体的に伸縮がなくなってきた。➡繊維の劣化
  • コート等の生地に気泡のような膨らみがポツポツできてる。➡接着剤の剥離
  • ジャケットなどの襟や袖口の合皮パイピングがボロボロになって剥がれてきた。➡表面加工の劣化による剥離 
  • 表面加工されたジャケットなどが、触るとベタベタしている。➡表面加工が経年による寿命

【ポリウレタン素材の劣化の原因】

  • 空気中の水分、大気ガス、熱、光、紫外線 + 時間

え、全部やん?「ようするに何もしなくても劣化するって事です。」

着ても、着なくても、です。もっと言うと新品未使用でクローゼットに眠っていても、経年で劣化は進行していきます。

【ポリウレタン素材を含む洋服の寿命は約2~3年と言われてます!】

「じゃあ買って3年後にいきなりボロボロになる?」それは、違います。経年劣化と言っても温度、湿度、水分等の環境によって影響の受け方も違いはあります。3年より早くにダメになる可能性もありますし、5年以上経っても影響をあまり受けてない衣類もあります。

【重要】購入してからではなくて、製造されてから約2~3年ぐらいという事です! 

※ポリウレタンを含む衣類で、セール品で不自然なぐらいの激安商品ありませんか?ポリウレタン生地を多く使用してませんか?ネットオークション等でいつの物が解らない場合などは注意が必要です。セール品でも古着でも、素材によっては長く着れないかもしれないという認識が必要です

 

最近の洋服の品質タグ(内側にペラペラ付いてますね?)には、ポリウレタン素材の経年劣化に関することも書いてあります。びっくりするぐらい小さい字で!

でも洋服買う時にいちいち内側の表示見て買いませんよね?

【せめて高い洋服を買う時ぐらいは、品質表示を見てポリウレタン素材が使用されてないか確認して下さい。】

  • ストレッチ素材の洋服は、あんまり長持ちしないみたい・・
  • 全体が合皮素材のスカート・パンツ・コートは、いずれ生地の寿命がきます。
  • 特殊コーティングの洋服は経年でベタついたりするのか・・
  • 2~3年着れたら良いし、別に気にしないし構わない。

店員さんは洋服買う時に、「これ2~3年でアウトですよ?」なんて言いませんよね、これもちゃんと商品説明の義務があるはずなんですけどね・・。

昨年、うちのお客さんの品物で〇ゥモローランドの紳士物のコートがクリーニングにでました。常連のお客様で、購入されて初めてのクリーニングでした。表示を確認すると、表生地と裏生地をポリウレタン樹脂で接着したボンディング加工のコートでした。

生地も光沢があってシワになりくく、見た目も今時のオシャレなコートでした。

表示には「この商品の耐用年数は2年が目安です。」と書いてあります。

お客さんにちゃんと説明したところ、凹まれてましたが納得して頂けました。今回のクリーニングでは何の問題もなく綺麗に洗えて仕上がりましたが、来年も洗う前に劣化の起こる恐れがある事をきちんと説明します。

【15万超のコートが2年で終了!?】そんな事ある?

先に書いたように、きっちり2年でいきなりどうこうなるとは思いませんが、長持ちする事はないと思います。

クリーニング屋として一番困るのは、

「クリーニングに出したら洋服がおかしくなった!!」

これが一番困る事例です、もちろん取り扱い方・洗い方・仕上げ方を間違えばおかしくなります。ですが、ポリウレタン素材を含む商品や、特殊加工の商品は経年劣化が進んだ状態でも見た目にはあまり解らない場合もあります。いざクリーニングしてみると・・「えーー!おかしくなってるー!」ってなるんですね。

なのでクリーニング屋の対策としては、とにかくお客様の品物を受付の際にしっかり確認する事「目で見て手で触って。」、ポリウレタンが使われてる物や怪しいなと思う素材は洗う前に必ず相談しています。

  • 何年ぐらい前のお洋服ですか?
  • ポリウレタンと言う素材が使われてます、洗うと劣化する恐れがあります。
  • 「この部分がもう劣化してます。」そろそろお洋服の寿命だと思います。

と、提案や説明するように心がけてます。いちいち説明するの?ちゃんと説明します、これはクリーニング屋の説明義務で決まってるんですね、皆さんはクリーング出す時にちゃんと説明されてますか?大手チェーン店の受付のパートさんにそれを求めるのは酷かもしれません、大手チェーンの受付の方がクリーニング師の免許を持ってる事は、ほとんど無いと思います。

普段着や日々のYシャツは安いチェーン店でも良いと思います。生地にホッチキスでタグ付けられたり、シワくちゃのままだったり、ボタンが割れて帰って来たりの試練はあるかもですが。(※チェーン店が全てそうではないと思います。)ただ高級な洋服、お気に入りのコートやスーツはちゃんと信頼のあるクリーニング店に出す事をお勧めします。 個人的に一番クリーニング屋の腕を確認できるのは【Yシャツの手仕上げ】だと思います。それは利益が少ない上に、手間と技術が必要だからです。

【まとめ】

  • ポリウレタンが使われてる洋服の寿命は製造されてから約2~3年。
  • 何もしなくても、時間と共に劣化は進行していきます。
  • 2~3年着用しており劣化の進んだ衣類は、クリーニングで劣化が顕著になってしまうことがある。
  • 洋服を購入する際に、品質表示タグを見て素材を確認する習慣をお願いします
  • 2~3年しか着用しないなら、あまり気にしないで良いと思います。
  • クリーニングに出した衣類がおかしくなった場合、洋服の寿命での可能性もあるという認識をもって下さい。

【消費者側の皆さんにも、ポリウレタンの素材の特性をちゃんと理解して頂き、大切なお洋服の事を良く知ってもらいたいと思って記事にしました。お役に立てれば幸いです。】

 

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