在宅介護16年の闘い。

要介護4の父をリアル在宅介護してきた約16年を振り返る日常

新型コロナウイルス経済対策【家賃支援給付金を申請しました!】

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皆さん、こんにちは。^^

「新型コロナウイルスによる、事業者向け経済支援策の”家賃支援給付金”の申請をしました!」

今回の申請で解った手続きの大まかな流れや注意点、気付いた事などを簡単にまとめてみました。

【そもそも家賃支援給付金って何?】

初めて聞いた人も多いでしょうか?これは新型コロナ感染症の拡大の影響を受けて、経済的にダメージを受けた中小の法人や個人事業主の事業継続を支える支援策の1つとして、地代・家賃(賃料)の負担軽減する給付金の事です。

※先に始まっていた持続化給付金の次に始まった支援策ですね。

◎なので、サラリーマン世帯や一般家庭の家賃が支援されるわけではありません。

◎対象になる人はどんな人?

2020年5月~12月の間で、

  • 前年の同じ月と比較して1ヵ月の売り上げが50%以上減少
  • 前年の同じ期間の合計として連続する3ヵ月売り上げ合計が30%以上減少

この2点が大きな項目になります。

その他にも、

  • 自分が事業をする為に、土地や建物を使用して賃料を支払っている
  • 2019年以前から事業をしており、今後も事業継続の意思がある
  • 賃貸契約が2020年3月31日時点で有効である
  • 賃貸契約が自分名義や親族間取引でない
  • 申請する直前月の3ヵ月間に、きちんと賃料を支払っている

以上のような項目も申請にあたり必要事項となります。

◎うちは、7~9月の売り上げが合計30%以上減少した事と他の項目にも該当したので今回の申請となりました。

◎もらえる支給額は?

  • 法人の場合は、最大で600万
  • 個人事業主は、最大で300万

この額はあくまでも最大の額なので、各事業者の家賃に相当した金額が支給される事になります。

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 ※画像は経済産業省HPより引用

この表を元にして計算された月額賃料の6倍が給付される金額となります。

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◎うちの場合を例に計算してみます

  • 家賃¥90000:店舗兼自宅の為、確定申告で申請してる店舗分に相当する家賃割合は約¥61400です。
  • 駐車場代¥18000:これは全額経費扱いです。

¥61400+¥18000=¥79400が合計の家賃です。

¥79400の三分の二が ➡ ¥52933➡ 6倍 ➡¥317600

申請通りに認められれば、¥317600の給付金が受け取れる事になります。

これは大きい金額なので、かなり助かります。

年末に向けての冬の時期は、クリーニング業界はさらに閑散期となるのでありがたいです・・支給されれば!ですが。

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◎どうやって申請するの?

  • パソコンやスマホから、ホームページで申請
  • 申請サポート会場で申請(完全予約制)

スマホからもとありますが、パソンコでもかなり面倒な作業だったのにスマホとなると文字も小さいくなるし画面も小さいのでいろいろ間違いそうです。。

◎申請に必要な書類はどんなもの?(個人事業主の場合)

  • 2019年の確定申告:数ページ写真に撮る必要があります
  • 申請用の売り上げが減った月を示す今年の売り上げ台帳、データ等
  • 賃貸契約書の写し(写真)
  • 直前3ヵ月の賃料の支払い実績を証明する書類(通帳・領収書等)
  • 申請人本人名義の口座通帳
  • 本人確認書類の写し(写真)
  • 自署の誓約書(HPよりダウンロード)

これらの書類が基本的には必要ですが、各書類が無い場合は別の方法が紹介されていたり、無い書類の代わりに用意された書類等もあります。

その他にも例外的な措置や、代替の書類も用意されているので支給対象に該当すると思われる方は申請される事をお勧めします。

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【全てがオンラインでスムーズにいかない!】

必要事項の入力や写真の添付等は、オンラインのフォームで進めていくことができます。

ですが、それぞれの項目で申請時に必要になってくる書類などがあります、それらはプリントアウトして自署(本人、大家さん等)で提出の必要があるからです。

◎自分の場合に必要になった手書き書類

  • 賃貸契約書の名義が自分ではなく、先代の父になっている

自宅兼店舗の賃貸契約書は、先代の父の名義で契約更新されています。今回の給付金の申請者の自分と名義が異なる為に、それを証明する書類の提出が必要です。

➡ 必要書類に名義が違う理由を書いて、自分の署名、大家さんの署名が必要です。

ちなみに、名義が違う理由は「事業承継で代替わりした為です。」

  • 駐車場の契約は、ご近所さんなので正式な契約書を作ってない

店舗横のマンションの駐車場に空きができたので、ご近所付き合いもあって借りる事になりました。簡単な毎月の領収用の通帳だけで、正規式な賃貸契約書はありません。

必要書類に賃貸契約書が無い理由を書いて、自分の署名、大家さんの署名が必要です。

ちなみに、賃貸契約書が無い理由は「ご近所付き合いで、お互いに信頼がある為です。」

必要になる書類の書式等はHP上で公開されているので、該当の.pdfファイルを確認し印刷して記入した物を写真に撮ってから添付するという面倒な作業になります。

◎重要!:大家さんや管理会社等の貸主が自署で記入する項目もあります、これはお願いして書いてもらう必要があるので予め準備が必要ですね。 

【なかなか支給されない現実!】

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申請するにあたって、すでに申請済の方の意見やコメントをいろいろと見ました。

当然全てが真実だとは思ってませんが、とにかく申請が通って給付されるまでの期間が長くかかる事が多くあげられています。

この給付金の申請は基本にはオンライン申請となっており、入力項目・入力書類の不備や添付写真の不備などで再申請の件数がすごく増えてるとの事です。

合わせて、先に始まっている個人事業主なら一律100万の持続化給付金の申請で、申請の不備や不正受給が多く発生しいる事も、審査期間が長くなったり審査等が厳しくなってる要因かもしれません。

自分もパソコンに特別詳しいわけではありませんが、そこそこは使えると思います。けれど今回のオンライン申請は初めての事もありましたし、かなり時間がかかりました。

パソコンが苦手な高齢の経営者の方となると、これはかなりハードルが高くなりそうです。

オンライン申請が難しい事業者の方向けに各都道府県に用意されてるサポート会場に行き、そこでオンライン申請のサポート受けながら申請するか、用紙を等を受け取って申請する方法もあるそうです、予約等が必要になったりするので詳細はHP等でご確認下さい。

【あとがき】

今回の申請にあたって、仕事の合間に資料の用意をしたり調べたり申請入力をするのに3~4日程かかりました。

◎このブログを書いている時点で提出済ですが、数か所の不備にすでに気付きました。。凹んでます。笑

申請後はこちらから修正等できませんので、事務局からの連絡待ちとなります。

年内か年明けには支給されれば良いかなぐらいの気持ちでいようと思います。

けれど現時点でギリギリの金策で営業を続けてる事業者さんも多いはずです、自分も家賃支援給金は支援策の1つとして申請はしておいて、他の策もこれから考えておかなければならないと思っています。

※関連の記事もありますので、宜しければご覧ください。^^

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