皆さん、こんにちは。
先日、介護施設(老健)に入所中の父の容態が急変したという記事を書きました。
とてもたくさんの方に読んで頂けた事と、コメントやブックマークコメント、スターを頂いた方々にはとても元気を頂き感謝しています。^^
「本当にありがとうございました!」
家族の容態を細かくブログで紹介する事が本当に良いのかな?と思う事もあります。
けれど今でなくても、いつかこのブログに辿り着いて介護関連の記事を読んで何かしら誰かの参考や気持ちの整理の助けになればと思います。
【容態は想像以上の悪化でした】
今日の午後に、施設のスタッフの方々と今後の介護についての打ち合わせでした。
要は、終末医療(介護):ターミナルケアについてのお話です。
施設についてすぐに父の居る部屋まで案内してくれました。
とりあえずは父の顔を見て、現状を知って頂きたいとの事でした。
病室に入り父の様子を見ましたが、すっかり変わってしまってました。
声を掛けても反応は薄くて声もほぼ出ません。
手を軽く握って息子である事を何度も伝えますが、認識できていないようです。
8月には元気にレクリエーションでスイカ割りをして、その時の写真をもらったんですよね・・
ここまで容態が急変するのはショックと驚きでした。
◎ターミナルケアに入ります
今後、父の施設での暮らしに付いてはターミナルケアへと移行されます。
父の残りの人生をどのように日々過ごしていくかという事です。
ケアプランなども大幅に変更されます。
- リハビリはなくなります
- お風呂は週2回から週1回もしくは身体を拭く方法へ
- 食事は随時容態を観察しながら調整します
家族側の要望としては、できるだけ清潔な状態を維持して、可能であれば入浴をお願いしてあります。
※細かい点ですが、ターミナルケアに入ると介護点数などが変わります。
※1割負担で月額約1万円程の増加になると説明がありました。
◎ターミナルケアを体験したことがある
昨年、ターミナルケアというものを身近に経験しました。
こちらのブログでも、度々紹介してきたお客様が居ました。
ご高齢の女性でお子さんが居られません、ご主人がお元気な頃から仕事やプライベートで約20年近く本当に良くして頂きお世話になったお客様です。
その恩替えしと言う事で、ターミナルケアのお手伝いをさせて頂いてました。
その方は在宅で最後を迎えられ、自分もその場に居てました。
人間が次第に弱っていき亡くなっていく様子や、葬儀から火葬までを昨年経験したばかりです。
亡くなられた後の事務的な作業も少しお手伝いさせて頂きました。
例えは正しくないかもですが、心の準備をするにはとても良い経験だったかもしれません。
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◎余命は1ヵ月ぐらいと言われました
これはあくまでも現状での判断との事だそうです。
ここから早くなるのか、回復してもっと長くなるのかは解りません。
重要な点は、食事がいつまで出来るのかだそうです。
先日のブログの時点では、おかゆは食べれてましたが現在はおかゆをミキサーした”おもゆ”でした。
今では、その”おもゆ”もなかなか飲み込めないようです。
最終的には、水分補給の点滴のみになるそうです。
◎面会がある程度可能に
皆さんもご存じのように現在もコロナ禍の影響で病院や介護施設では入所者との面会を中止されてるところが多いと思います。
父の施設も例外ではなく、通常は家族の直接面会は禁止です。
ですが、ターミナルケアの入所者に関してはそこは臨機応援対応してもらえるようです。
今日の夕方も店を閉めてから、母親の車に乗せて施設へ行ってきます。
恐らく面会は今日で最後かなと思っていたのでそれは嬉しかったですね。
姉と父の妹にも連絡して、父が元気なうちに会いに来るように伝えました。
会える時に会っておかないとと思います。
◎何か好きな物を持って行く
お酒が好きで何度も大きな病気をしたせいで早くから要介護になってしまいました。
施設では、お酒の提供はできませんがノンアルコールビールならOKとのことでした。
大好きなビールの味を感じれば、何かしら好転反応があるかもしれません。
今日の夕方に買って持っていこうと思います。
その他、何か父が好きだったものを持っていけば施設側の方で食べれたり飲めたりする形にしてくれるそうです。
これからは栄養管理や健康状態よりも、日々の暮らしを少しでも快適で楽しく過ごすかということです。
残酷な現実を思い知るシフトチェンジです。
【あとがき】
今日、実際に施設で父を見て「覚悟しとかなあかんな。」と思いました。
現実的にもターミナルケアのプランに変更されたり、3枚の同意書にサインもしてきました。
- 施設で亡くなること
- 延命治療等はしないこと
- 余命はおおよそ1ヵ月ぐらいということ
ただ、父の容態が急変して最後を迎える時にはすぐに連絡をもらえて駆けつけれるようです。
幸い施設も車で5~6分の場所にあります、何かあればすぐに駆けつけられます。
このなんとなくの感じで伝えられた余命1ヵ月が全くピンときません。
解っているはずなのに、理解できないような感じです。
それでも、仕事や日々の暮らしは淡々と過ぎていきます。
今自分に出来る事は何か?をしっかり考えて日々過ごしたいと思います。
今後また何かありましたら、ブログにてお知らせさせて頂きます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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