在宅介護16年の闘い。

要介護4の父をリアル在宅介護してきた約16年を振り返る日常

速報!【7年待ち、父の特養への転所が確定となりました!】

          

皆さん、こんにちは。^^

先日ブログでお知らせした、父の特養への転所について進展がありました!

今日は午前中の仕事を中断して、特養の担当の方と面談してきました。

「特養に入所できる事になりました!」

現在入所中の老健と次の特養と家族との間で話しは進んでいました。

昨日の父の面談と今日の自分との面談で、正式に特養に入所できる事が確定しました。

  • 長かったー。
  • もう特養には入れないと思ってたなー。
  • 今月中には転所なので忙しくなりそう!

【老健から特養へ変わるとどうなるの?】

これは皆さんも少し気になるところかなと思います。

ただこれは、ご利用の施設や地域によっていろいろ違いがあると思います。

今回の父のケースが参考になればと思い紹介させて頂きますね。

◎まずは大前提!

老健は自宅復帰が目的の施設であること!

うちの父のように、特養へ入所する為の一時避難所的な役割もしてくれる施設もある。

特養に入所すると言う事は、終の棲家であり最後(看取り)までお願いする事になります。

◎すでに家族との面会がOKに!

これがすごく意外でした!

コロナ禍も世の中的にそろそろ終盤ですね。

すでにこちらの特養では、入所者と家族との面会が解禁されていました。

とはいえ、部屋までではなくて1階に設けられた面会コーナーでです。

見させてもらいましたが、アクリル板でしきりはされてますが広い場所でした。

現在の老健では、家族との面会は未だ禁止のままです。

この辺も施設によっていろいろですね。

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◎食べ物などの差し入れが可能に!

これも意外!

なんと、お菓子やノンアルコールビール等の父が好きそうな物を持ちこめば食べさせてくれるそうです。

もちろん誤嚥等の事もあるので、なんでもかんでもとはいきませんが。

昨年、父の容態が急変して余命宣告までされました。

その時に、最後が近いということでノンアルコールビールを差し入れてから急回復した経緯もあります。

これは父も喜ぶと思います。^^

◎お風呂は変わらずの週に2回!

週に2回入れてもらえれば十分です。

機械浴(リフト浴)になるので、湯舟につかってゆっくりとはいきません。

現在の老健でも同じタイプの入浴方法になっています。

◎お医者さんやお薬について!

これは気になる所ですよね。

老健の場合は内科の先生が基本的に常駐しています。

看護師さんも24時間常駐してくれてるの医療面での安心感はありますね。

けれど特養はそうではなくなります。

  • ドクターは週3回程度の勤務
  • 看護師も平日の午前中のみ

となります。

ポイント!

医療的ケアに関しては特養よりも老健の方が手厚く安心感はあります。

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◎気になる費用面はどうなるの?

この点はかなり重要ですよね。

結論から言うと、現在の老健とはほぼ同じ金額になりそうです。

老健での父の現在の入所費用は約5万円程度です。

これにプラスして、訪問歯科診療代・ワセリン代・栄養補助食品・たまにある消耗品代が実費でかかっています。

ポイント!

老健・特養ともにですが、介護施設に入所するに当たってはその方の収入や資産等が大きく影響してきます。

年金収入等が多ければ利用料も上がりますし、資産等があれば減免措置なども受けれません。

父の場合は無年金で収入がなく、預貯金もないので最大限の補助を受ける事ができています。

◎洗濯がなくなる!

これが超朗報!

なんと次の特養は、施設側で洗濯までしてくれるそうです。

今の老健で洗濯をお願いすると月額1万円程かかってしまいます。

毎週1回は洗濯物の交換に行ってるので、その手間と労力がなくなります。

ということは実質1万円分ぐらい安く済んでるのかな?

◎転所方法はどうするの?

これは老健と特養と家族で、日程などを調整します。

できるだけ早い方が良いかなと思い今月中でお願いしました。

段取り良く進めば、20日・21日ぐらいには転所が完了すると思います。

家族側で介護タクシー(実費)を手配して、老健まで来てもらい特養まで送ってもらいます。

今回の転所は距離的に近いので、父への負担も大きくないと思います。

【あとがき】

という事で、今回は父が特養への入所が決まったというお知らせでした。

再来週には転所予定なので、今月はバタバタとしそうです。

転所してしばらくは父の心身共に気になりますが、今回は転所は家族一致で決めました。

仕事の繁忙期も重なってくるので、あまり無理せず完璧を求めずのんびりいこうと思います。

長い介護経験から言えることは、家族を介護するって「完璧に!」とか「いつもきっちり!」とか結局できないんですよね。

そう思えばそうすればするほど、家族の負担が増えてお互いが疲弊してダメになってしまいます。

とは言え当事者である時には、そんな事を考える余裕すらないんですけどね。

在宅介護当時の事を今思い返してみたら壮絶に大変な地獄だったのに、なんか良い思い出にすら感じます。笑

今後は父の洗濯物をしなくて済むようになるので、いよいよ家族やれる介護が終わってしまったのを実感するかもですね。

少し長くなりましたが、今回の記事が何かの参考になればと思います。^^

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