在宅介護16年の闘い。

要介護4の父をリアル在宅介護してきた約16年を振り返る日常

介護施設【ターミナルケアに入って2週間が経過しました。】

          

皆さん、こんにちは。

9月20日に施設からの連絡で、老健に入所中の父の容態が急変したとお知らせがありました。

それから早いもので、もう2週間程が経過します。

連絡を受けた当初は、深刻な状態だったのであれよあれよといううちにいろいろな手続きなどを終えました。

【現在の様子は?】

今日は洗濯物の受け渡しとノンアルコールビールとスナック菓子を持って行ってきました。

※元気だった頃に好きだったビールとお菓子は、食べれるように施設で調整してもらえます。

父の状態は当初の深刻な状態よりは、安定しているとの事でした。

食事もある程度の量を食べる事ができるようになって、すこし力も戻ってると説明されました。

ほんとにノンアルビールの飲ませてもらってから覚醒した感じなんですよね。

◎急変はいつ来るか解らない!

当初施設側から受けた説明では、食事が極端に食べれなくなってしまったとの事でした。

このままの状況が進めば、身体は栄養不良で日に日に衰弱していくと言われてました。

ですが現在では、食事も喉を通るようになってきたので多少は元気になってるようです。

一時は「もう駄目なんじゃないのか・・。」と思ってました。

いろいろ覚悟をしたり準備したりも進めたりしました。

【おさらい:ターミナルケアとは?】

ターミナルケア=終末期医療

病気などで、余命がわずかとなってきた方に対して行う医療・看護・介護的ケアのことです。

治療を目的とせずに、残された時間を充実した満足のいくものにしようという目的で行われます。

QOL(キュー・オー・エル=クオリティ・オブ・ライフ)と言う言葉を聞いた事があるでしょうか?

生活の質・生命の質などと言う意味で使われます。

人生の週末期にこのQOLの向上を少しでも目指す取り組みがターミナルケアです。

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◎ターミナルケアは人それぞれ

実際、ターミナル期に入ったからといってすぐに亡くなると言うわけではありません。

自分もまだまだ認識不足や思い込みがありました。

ガンやその他の病気の状況や個人差によって、3ヵ月~6ヵ月ぐらいが多いと言う記事も読みました。

父の場合は、容態急変当初の状況が続けば余命1ヵ月ぐらいと言われています。

ですが現在のように食事ができるようになったのなら、もっと長く生きれるんじゃないのか?と思えてきます。

ただ、ある日突然容態が急変して今の状態になったと言うことは、今後も覚悟しておかないとですね。

◎洗濯物がスゴイ増えた・・

家族からのお願い事項として、いつも清潔にして欲しいと頼んであります。

せめてお風呂は週1回ベッド浴で入れて欲しいと伝えてあります。

ですが、父の身体の状態なども考慮しないといけないので、身体を拭くだけになってしまうようです。

着替えも可能であれば頻繁にして欲しいとお願いしてあります。

※通常ですと着替えはお風呂のタイミングか、ひどく汚れた時のみになってます。

今日、洗濯物を取りに行ったら3袋(3回分)出てました。

ちゃんと着替えをさせてもらってるようで安心しました。

その代わりに、

  • 持って帰って洗う洗濯が増えてます。
  • 汚れ具合も以前よりも増してます。

これまでの週1回では間に合わなそうなので、週2~3回行こうと思います。

やります、やるしかないです。

【あとがき】

「その時。」 は突然来るのかもしれません。

先の事ばかり考えても仕方ないですが、やっぱり考えてしまいますよね。

今週も母を連れて面会に行ってこようと思います。

ターミナル期といえ、通常の方は面会禁止中のなか父に会えるだけでも恵まれてると思います。

16年間の在宅介護に比べれば、今やってる事なんて介護でもなんでもありません。笑

いろいろと後悔のないように、今出来る事をどんどんやっていきます!

親切丁寧な施設のスタッフさんの対応にも本当に助けられています。

またブログで状況などお知らせしたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。^^

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