皆さん、こんにちは。^^
政府の電気代補助のニュースをご存じですか?
一世帯につき45000円程度を支援する!
というものです。
- なんとなくニュースで見聞きしたような・・
- 値上がりした分をまた現金でくれるの?
- 金額は全世帯一律の補助?
- どれぐらいの期間続くの?
この辺り、自分もよく理解してなかったので今回は深堀してみます!
【そもそも政府の電気代補助って?】
もうご存じない方も居ないと思いますが、光熱費の値上がりが止まりません!
電気もガスも節約しても節約しても、ジワジワ値上がりが続いています。。
政府の経済対策で、国民の厳しい電気代負担をやわらげるために一世帯につき45000円程度の支援をするというものです。
◎重要なポイント!
ここで押さえておきたいポイントが2つあります!
- 給付金(現金)というかたちではありません!
- 国民全員が一律で45000円程度の恩恵を受けれるわけではない!
いつものごとく、何やらからくりがありそうです・・
◎給付じゃないなら、どうやって支援を?
来年の2023年1月~9月まで9か月間において、
電気・ガス代の値上がり分の一部を政府が負担します!
というものです。
標準的な家庭の場合で、1ヵ月約5000円程度の値下げの効果があるということです。
5000円×9か月=45000円程度
と言う金額が出されたんですね。
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【恩恵について詳しくみてみます!】
◎電気代について
1kWhにつき7円分を政府が負担する事になってます。
1ヵ月の電気使用量が100kwhのご家庭の場合700円の恩恵(実質的な値下げ)が受けられます。
うちの11月の電気代使用量と料金です。
336kWhだとすると、2352円の恩恵が受けられますね。
大阪ガスの電気にしているので、関西電力よりも月額で7~800円ぐらいは安くなっていると思います。
料金が割高になっているのは、業務用の動力電源の基本使用料金が1万円!程かかってるからです。。この基本料金がほんとに高い。
大手電力会社のHPによると
- 一人暮らしなら月に185kWhぐらい
- 二人暮らしなら月に320kWhぐらい
- 三人暮らしなら月に370kWhぐらい
という数値が紹介されていました。
皆さんのご家庭でも、どれぐらいの恩恵が受けられるか計算してみてはどうでしょうか?
◎ガス代について
1立方メートルあたり30円を政府が負担する事になっています。
標準的な家庭でのひと月のガス使用量が30立方メートルなので900円程度の恩恵(実質的な値下げ)が受けられます。
うちの11月のガス使用量と料金です。
23立方メートルだとすると、690円の恩恵が受けられますね。
ポイント!
都市ガスの話になりますので、プロパンガスのご家庭は対象外となります。
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【悲報&重要な注意点!】
ここまでの話の流れですと、「来年になれば電気・ガスの支払いが安くなる!」と思いますよね。
それがそうじゃないんですね・・
- 燃料費の高騰が続いている!
- 今後も高熱費の値上げが想定されている!
ということで、来年になってさらに値上げされる分を政府が負担するということなんですね。
現在でも高熱費は高いですが、今後これ以上国民の負担が増えないようにという政策のようです。
消費者目線での体感ですと、
- あれ?光熱費を政府が負担するって言うてなかった?
- 電気代もガス代も去年の高いままやん?
ということになるんですね。
なんやねーんこのトリック!
【まとめ】
- 政府の光熱費補助が2023年1月~9月まで行われる!
- 一世帯で45000円程度の恩恵が受けられる計算!
- 現金給付ではなく、来年の値上げ想定分を政府が負担するかたち!
- 消費者の体感では、電気代もガス代も高いままで変わらない!
【あとがき】
ということで、今回は来年から始まる政府の電気ガス代補助について深堀してみました。
改めて自分も細かい部分まで理解できたので、ブログにまとめて良かったです。
恐らく年が明けたあたりになると、ニュースやメディアでも大きく取り上げられると思います。
実質的な値下げということにはなりますが、これから先の値上げ分と相殺されて変化がないのでまた不平不満の声が上がるかもですね。
とはいえ、文句ばっかり言っててもしかたありません。
我々庶民に今できることをしっかりと考えて行動し日々平穏に暮らしていきましょう!
今年も残り2週間程になりましたが、皆さんも体調に気をつけてお過ごし下さい。
今回の記事が少しでもお役に立てればと思います。^^
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