在宅介護16年の闘い。

要介護4の父をリアル在宅介護してきた約16年を振り返る日常

悲報!介護施設【2024年8月より居住費¥1800値上げ!】

       

皆さん、こんにちは。^^

今回は令和6年(2024年)より、介護施設の居住費が値上げされるというニュースです。

◎どれぐらい値上げするの?

月額¥1800程度の値上げする方針。

値上げされるのは居住費です。

詳細はまだ発表されいませんが、全世帯一律なのか段階別になるのか気になります。

◎いつから値上げするの?

令和6年(2024年)8月頃になるようです。

まだ少し先の話になりますが、しっかりとチェックしておきたい点です。

◎値上げの理由は?

大きな理由とされているのが、光熱水費等の高騰だそうです。

その他に日用品消耗品等も値上げされているので、今後他での値上げも心配です。

◎現状の費用はいくらぐらい?

介護施設の利用者は、原則としてサービス利用料の1割を負担になります。

それに加えて、居住費や食費を負担する必要があります。

⇩月々の居住費(参考)⇩

特養の場合、

  • ユニット型個室タイプ➡約61000円:月額
  • 相部屋(多床室)➡約26000円:月額

この料金については、あくまでも一般的世帯の目安となります。

課税状況・所得・預貯金によって段階が4つに区分されいます。

それぞれのご家庭の状況により異なりますし、詳細な金額は施設によっても違います。

※居住費の負担がない生活保護受給者の場合は今回の料金引き上げ対象がとなります。

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【2024年介護保険制度改定!】

ポイント!

介護保険制度の改定は3年に1度行われ、2024年がその年に当たります。

その時々の社会情勢やいろいろな環境変化に対応できるように見直しされます。

来年は介護保険を利用する我々だけでなく、事業者側でもいろいろな制度変更があると思われます。

しっかりとアンテナを張って情報収集しておく必要がありますね。

ある日突然、施設からの請求書を見てビックリ!なんて事にならないように。

【あとがき】

今回は、来年の介護保険制度改定について居住費の負担金額が具体的に出されたので簡単に取り上げてみました。

今後、私達利用者(家族も含め)の負担が少なくなるような事は考えずらいです。

少子高齢化の加速も止まりませんし、介護事業者の人員不足や低賃金の問題などもあります。

さらには何もかも値上げが当たり前の物価高騰も止まりません。

できる事をやっていくしかないのが現状でしょうか・・

その為には、細かな制度を詳しく知る必要はないと思います。

  • うちの世帯にはどんな影響があるの?
  • 家族が入所してる施設での変更点は何?
  • 値上げの項目は?金額は?時期はいつ頃?

など直接影響のある点に絞って、こちらから調べて知っておく必要があると思います。

  • 自治体や施設等からのお知らせなども必ず目を通しておくこと!
  • 不明な点は検索したり施設に問い合わせすること!

うちの場合は父を在宅で16年、老健で3年、特養で1年と介護してきました。

現在も特養に入所しています。

特養に入所するのに、申し込みから7年以上の待機期間がありました。

トータルで約20年ですが、その間にも”介護”に関わる制度は何度となく改定・変更されてきました。

その経験から言えるのは、介護に関する制度や情報を知っている事が本当に大事だったということ。

向こうから負担軽減になるようなお得な情報はなかなかやってきません。

こちら側がいつもアンテナを張って情報を得たり、ケアマネさんや施設スタッフさんとのコミュニケーションも有効です。

今振り返っても在宅介護の16年は毎日地獄でした、いざ介護の当事者家族になると日々の事でなかなか心も身体も余裕もなくなりますよね・・

各家庭で介護の状況・大変さが違う事も解ります・・

うちもなんとか老健と特養の利用でギリギリなんとかなった世帯です。

皆さんの状況が少しでも良い方向に進む事を願っています。

今回の記事が少しでもお役に立てればと思います。^^

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