在宅介護16年の闘い。

要介護4の父をリアル在宅介護してきた約16年を振り返る日常

国民年金【納付が困難な場合の免除になる申請方法!】

         f:id:ankinchang:20200116093135p:plain

皆さん、こんにちは。^^

「自分は国民年金が全額免除になっています。」 

 f:id:ankinchang:20200118072001j:plain

 なんで全額免除??

当然ライフハックや裏技なんかではありません。

自分(世帯)の前年度の所得が基準額より低いからと言う事なんです。

※合わせて両親を2人扶養しています。

【国民年金の未納状態】

20代後半までは歯科技工士として事業所で働いていたので、厚生年金を天引きされて払ってました。

退職する数年ほど前から社長の方針で厚生年金を止めるので、各自で国民年金に入るように言われましたが、しばらくは国民年金を払っていませんでした

その後、家業を継いでしばらくは個人としての収入が少なかったので、国民年金を払う余裕がなくなり、

国民年金は未納状態でした。

それから数年間は督促状が来ても収める余裕がなかったので、スルーしてたました。

うちでお願いしてる税理士さんが変わった時に年金の話しをした所、ちゃんと申請すれば、年金免除や猶予の制度があると教えて頂きました。

すぐに、役所の年金窓口に行き申請をしました。

f:id:ankinchang:20200619150557p:plain

  • 保険料の納付期限から2年を経過していない期間(申請時点から2年1ヵ月前までの期間)について、さかのぼって免除されます。

その年の分と2年前までの分、合計3年分の書類を書いて申請しました

しばらくしてハガキで”国民年金全額免除”3年分の通知が届きました、もっと早くに申請しておけばよかったと後悔してます。 

2年よりの前の分はどうにもなりません、2年より前の分もちゃんと免除申請等しておけば、将来貰えるはずであった金額を貰えなくなったということです。

 ◎国民年金免除割合は4段階です◎

  • 全額免除  将来貰える年金額は1/2
  • 4分の1納付     〃    5/8
  • 2分の1納付     〃    6/8
  • 4分の3納付     〃    7/8

当然、満額納めてる人よりは支給額が少なくなりますが、全額免除の場合は実質年金を払っていないのに、年金を貰えるという事になります。

それ以外の割合の免除の場合も、支払った額以上の金額が将来もらえるという事になってます。 

前年度の世帯収入が一定額以下、失業(離職票が必要)などの場合は納付猶予の措置も受けれるそうです。 

学生さんや、若い世代の人で払ってない人は結構多いように思います。(個人的にですが) 

 広告

 

【年金を払わない理由】

  • 単純に払いたくても払えない。

  • 年金なんて払っても、どうせ将来貰われへんやろ?

  • 手続きとか、なんか面倒くさい。

  • そもそも年金免除・猶予の存在を知らなかった。

「それ、本当にもったいないですよ!」

◎払えるのに払わないんじゃなくて、払えないんですから。

  • 年金未納の場合 ➡ 今支払わない ➡ 将来貰えない
  • 年金免除の場合 ➡ 今支払わない ➡ 将来二分の一貰える(全額免除時

年金事務所に行くよう勧められましたが、自分は役所の年金窓口に行きました。

待ち時間は少しありましたが手続き自体は簡単ですぐ終わりましたし、丁寧に説明もしてくれました。

個人的にですけど、ここ数年は役所に行くことも多かったんですが、以前に比べて役所の人の対応がすごく良くなってるような気がします。”お役所仕事・役所の人は不愛想”そんな先入観はもう古い考えかもですね。

毎年7月に更新で、前年度の確定申告の所得額や家族構成で審査されます。

審査結果はハガキで届きます。 

【申請時に必要な物】

  • 申請書
  • 本人確認書類(運転免許証等)
  • 年金手帳 または基礎年金番号通知書 
申請書は役所の窓口で貰えますし、日本年金機構のHPでもダウンロードできます。
HPにはその他説明もありますし、YouTubeでの解説動画もたくさんUPされています。

「年金免除の情報は、検索すれば山ほどでてきますし、YouTubeで年金免除関連の動画もいろいろな方がUPされてて参考になります。」

それぞれの状況により、免除されるかどうか、免除割合は解りません、一般的な所得がある方は免除されない場合の方が多いと思います。

【学生、自営業で前年度低所得の方、失業や退職した方は免除の可能性があると思います】

 広告

 

まずは役所に電話して相談するぐらいはしても良いと思います。

ほっておいたら督促状はずっと届きますし、”国民年金未納”と言う状態が続く事になりますから。 

【国民年金の受給資格】

 年金の受給資格も以前の25年間から10年間に変わりました。

これは国民年金だけでなく、厚生年金を払っていた期間も含みます

なので自分も厚生年金と国民年金免除期間分を含めて年内には10年(120月)は超えるので、支給対象になりそうです。

現時点でなので、これから先制度や法律が変わったりで今後どうなるかは解りません。

去年来た”年金定期便”にはその時点での支給額が書いてありましたが、たしか月額で1万3~4千円だったと思います。

「え!?貰える年金がたったの月額¥13000!?」

現時点での額の話なので、これから免除が続けばその分も加算されますし、収入が増えて満額の国民年金を納めればもう少し増えるはずです。

いくら増えたからと言って、今のじいちゃんばあちゃん達がよく口にする年金暮らし。そんな年金天国は100%やって来そうにありません

支給年齢も、これからどこまで引き上げれらるか解りませんし・・。

【あとがき】

自分は死ぬまで働く覚悟はしてるつもりです・・健康である事が必須条件になりますよね。年金で光熱費が払えればぐらいで良い程度と思ってます。

f:id:ankinchang:20200619150725p:plain

  • 「年金は”もう破綻してる」と聞く事もあります。
  • 年金が破綻するなら、日本が破綻する」とも聞くこともあります。
  • 年金だけを頼りにできる時代でない事は確かだと思います、自己で出来る老後の対策はきちんとしておかないと、誰も助けてくれません

きちんと免除申請をしていれば、少なくとも支給額がゼロではなくなるので、手間と思わず免除申請等をお勧めします!

  • 私的な見解も入ってますが、今回の情報が少しでも読んで頂いた方のお役に立てればと思います。 

 ※日本年金機構「国民年金保険料に関する手続き」 
  http://www.nenkin.go.jp/shinsei/kokunen.html  

ブログランキング・にほんブログ村へ

?