皆さん、こんにちは。^^
「ヤングケアラー問題について、厚生労働省が本格的に調査に乗り出しました。」
以前に、ヤングケアラー問題に関しての記事を書きました。
当初自分もあまり耳にした事のない言葉でしたし、調べて解る範囲内での実態を知っただけでもかなり驚きました。
それから、TVやメディア等でも「ヤングケアラー」と言う言葉や問題を取り上げてる番組や記事を何度か目にしました。
世の中的にも認知されるのは嬉しい反面、国や自治体の援助や支援制度がほぼ行われていない現実も浮き彫りになりました。
【おさらい:ヤングケアラーって何?】
ヤングケアラーとは、祖父母や両親が慢性的な病気で看病が必要な場合や障害等があったり、精神的な面での問題を抱える家族の世話をしている、18歳未満の若者や子供の事を言います。
◎総務省の統計を基にして、毎日新聞が調査した数字では
15歳~19歳未満のヤングケアラーの数は、全国で推計ですが約3万7000人に上ると言われてます。
この数字は、もちろん参考にはなると思いますが15歳未満で介護されてる子供達も当然居てるはずですし、調査が行き届いてない家庭・世帯が少数ではないと自分は思っています。
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【厚生労働省が調査を開始する】
※画像は KYODONEWS より引用
厚生労働省は全国の教育現場を対象にこの12月にも全国的な調査開始の方針を固めたようです。
遅すぎるのか、ようやくなのか、そのあたりの問題は置いといて、とにかく本格的に調査が始まって、ある程度の実態や数字が公に確認されて公表されれば行政や自治体からの支援の手が今まで以上に、ヤングケアラー問題を抱えている世帯に届くと思います。
- 子供達が気軽に相談しやすい環境の整備
- 少しでも負担を軽減するための政策
来年3月頃には、調査結果がまとめられ発表されるとのことなので、特に注目しておきたいニュースのひとつです。
これを読んだ皆さんにも、この問題に少しでも関心を持って頂きたいです。
【あとがき】
世の中に自分達の知らないニュースや出来事が、まだまだたくさんあります。
◎このヤングケアラー問題もその1つです
今回の厚生労働省の調査が、
- 踏み込んだ本格的な調査である事
- すばやい支援対策等の開始
- 継続的な、調査と支援
である事を本当に願っています。
何よりこれからの未来ある子供達・若年層世代が大人でも大変で出来ないような「家族を介護する。」と言う重すぎる現実の日々を背負う負担を少しで軽減させてあげる世の中になればと思います。
超高齢化社会は近未来でなくてもう現実です、自分も父を長年介護してきて多くの大変な経験と「家族を介護する。」を身に染みて学びました。
ヤングケアラー問題に限らず、「介護」の現実はどの家庭、どの世帯にもとても身近な存在である事を知って頂ければと思います。
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