皆さん、こんにちは。^^
今日は面白い話を読んだので、こちらで紹介したいと思います!
世界的にも有名なエピソードらしく、各国のネット上で取り上げられたりさまざまな場所で意見等も紹介されているようです。
あーそれ知ってる!とご存じな方も居られるかも知れません。
有名な話らしいですが・・自分はまったく知りませんでした!笑
今回の話を聞いた後に、皆さんが何かしらの思いや気付きがあれば良いなと思います。
最後に自分の見解なんかも書いてますので、お気楽に読んで下さい。
※英語の原文のエピソードが各所で意訳されたりしているので、オリジナルのエピソードとは若干異なる点もあるかもしれませんがご了承下さい。
【メキシコ人漁師とアメリカ人エリートコンサルの話し!】
メキシコの小さな漁港に、アメリカ人のエリートコンサルタントが訪れたところから話は始まります。
漁港に停められてる船には、取れたての新鮮な魚が積まれています。
コンサル「その魚を取るのにどれぐらいの時間がかかったんですか?」
漁師「数時間ぐらいかな?」
コンサル「なんでもっと海に長い時間出て魚を獲らないんですか?」
漁師「家族が必要な分だけ獲れれば充分なんだよ!」
コンサル「では、漁の時以外は何をして過ごしてるんですか?」
漁師「遅くまで寝て、漁の仕事を少しして、子供と遊んで妻とゆっくり過ごす。」
「夕方頃には散歩をして、仲間達と食事したりするよ。」
「本当に充実した毎日を過ごしているよ!」
コンサル「私はハーバード大学を卒業してMBAを取得したエリートコンサルタントです!私からあなたに助言をさしあげます!」ドヤッ!
コンサル「まずあなたはもっと漁に出て魚をたくさん獲るべきです!」
「そして大きな漁船を買って下さい!」
「そうすれば、もっと多くの魚が獲れて多くの漁船が買う事ができます!」
「最終的には大きな漁船団を作る事ができます!」
「獲れた魚は仲介業者を通さずに、直接加工業者へ出荷しましょう!」
「最終的には、自分の加工工場を持つことが出来るでしょう!」
「漁獲量、加工、流通まで全て自分でコントロールできるようになります!」
「そうなれば、こんな小さな漁村から出て大都市で大きなビジネスができます!」
漁師「じゃあ、それをするのにどれぐらいの時間がかかるんだ?」
コンサル「20年~25年ぐらいかかります。」
漁師「じゃあ、成功したその後はどうなるんだ?」
コンサル「あなたの会社を売って、あなたは莫大な財産を手に入れる事ができます!」
漁師「莫大な財産を手に入れた後はどうなるんだ?」
コンサル「莫大な財産を手にして、好きな事は何でもできます!」
「遅くまで寝て、漁の仕事を少しして、子供と遊んで妻とゆっくり過ごして!」
「夕方頃には散歩をして、仲間達と食事したり!」
「本当に充実した毎日を過ごす事ができますよ!」
と、お話はここで終わりとなります。^^
どうですか?あーそーゆーことかー!とか、えー?そんなオチか。。とか。
いろいろ思う所はあると思います。
このエピソードの伝えたい所は、コンサルが正しい・漁師が正しいなど片側の視点からだけで物事を決めつけてしまわないところなのかなと思います。
読んだ人がそれぞれに、多少なりとも漁師よりだったりコンサルよりだったりのするのかなと思います。
最終的には、ビジネスを熟知したエリートコンサルの提案する20~25年をかけて成功して幸せになるプランを、すでに漁師は手に入れていたって事ですね!
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【感想】
先にも書いたように、これは漁師とコンサルのどちらが正しい!と言う話しでないと思います。
漁師は、コンサルのようにビジネスの勉強を積み重ねてひねり出した答え「幸せな暮らし」にすでに到達しました。
ですが、コンサルの言うようにビジネスを広げて事業を拡大していれば、最終的な幸せは同じように手に入れたかもしれませんが、それ以上に人脈や経験など数を多くの経験値を手に入れられていたかもしれません。
それにいつか家族や病気の事なので、大金が必要になる心配もあるかもしれません。
大金を稼ぐという機会を失ってしまっているのも事実です。
コンサルは、勉強して進んできた人生は決して間違ってはいないけれど、本当の幸せとは勉強してお金を稼いで大成功することではなく、ごくごく身近にあるんだと気付いたかもしれません。
人の価値観は人それぞれです、ここ数年のコロナ禍でさらに違いも顕著になってるように思います。
- 結婚して子供を作り家庭の持つ事だけが幸せですか?
- お金を稼いで、立派な家・高級車・美味しい食事・ブランド物を身にまとう事が幸せですか?
- 人生100年時代と思わされ、本当にただ長生きする事が幸せですか?
- お金・物・事・人生を他人との比較をする事が幸せですか?
- 働く為に生きてますか?生きる為に働きますか?
これらの事が良いとか悪いとか言うのではなく、人の幸せ感と自分の幸せ感を同調してしまってませんか?それが本当に幸せですか?
皆さんも、自分自身にとって本当の幸せが何か薄っすらとでも気付いていると思います。
けれど現代社会で暮らすうえで、あれを我慢して。。これを我慢して。。仕方ないからやる。「だって」「でも」そんな風に生きてませんか?
どの本にも書いてあるように、他人は変える事はできなくても自分は変われますね。
偉そうに人生感書いてすみません。笑
海外の億万長者や富裕層を対象にした調査でも、幸福を感じる瞬間は?という質問に対してその多くが、「家族、子供、孫と過ごす。」「友人と過ごす。」「運動する。」など、基本的には、ほとんどお金のかからない事ばかりだそうです。
本当の幸せにはお金は必要ないのかも知れませんね。
皆さんは今幸せですか?
「自分は今すごく幸せです。」
- 両親を扶養して、49歳独身、自営業低所得
- 難病も経験して
- 父の在宅介護を16年以上続けて
それでも、結果として今この瞬間で幸せです。
自分の周りの多くの人とのご縁と感謝の気持ちをもってこその幸福感だと思います。
何か足りない物なんてありません全部あります、全部足りてます。
そう思えるのも、これまでの人生で経験してきた辛いことを何とか乗り越えてきたからと思います。
これまでが不幸でも、これから先また不幸になるかもしれないけれど。
けれど今この瞬間に「幸せやな。」と思えるほど嬉しい事はありませんね。
- 足るを知る。
- 継続は力なり。
- 最後は健康。
出家できるんちゃうかな?笑
自分は100歳まで生きてるとは思いませんが、50歳で人生折り返し地点。
一足先に人生のゴールに到達した感じがあります。^^
長々と最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
今回の記事が、何かのきっかけになればと思います。
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