皆さん、こんにちは。^^
今回は真空パックなどの密封食品でも、重篤な食中毒を起こす可能性がありますよ!というお知らせです。
真空パック食品と言えば、なんとなく安全で長持ちしそうなイメージありますよね?
※全ての真空パック食品が危険性があるわけではありません。
【食中毒の危険性に注意!】
真空パックなどの密封タイプの食品でも、常温で保管しておくことでボツリヌス菌増殖して重篤な食中毒の原因になることがあります。
◎ポイントは適切な保存方法!
- 要冷蔵などの適切な冷蔵保管!
- 加熱調理で食べるものを常温で食べない!
気温が高くなる夏場などは要注意。
- 保冷バッグや保冷剤を上手に使う!
- なるべく早く帰宅して冷蔵庫へ食品を入れる!
※常温保存可能なタイプは大丈夫です。
◎目視や匂いで確認することも大事!
菌の増殖は目や鼻を使ってある程度確認できます。
- 真空パック食品がパンパンに膨張してる場合!
- 封を開けたときに異臭がした場合!
これらの場合は、菌がパックの中で増殖してる可能性があるので絶対に食べないようにして下さい。
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◎適切な真空パックが処理・保管されていない場合!
- 食品の中心部までしっかり加熱殺菌されていない場合!
- 流通の段階で適切な温度管理(冷蔵10度以下)が行われていない場合!
残念ながらこれは消費者側としては、なかなか知る事ができません。
真空パック自体は機械と専用パックさえあれば、簡単に家庭でもできます。
小規模店舗や個人での真空パック食品は、少し気を付けたほうが良いかもしれませんね。
◎ボツリヌス菌ってどんな菌?
ボツリヌス菌は土や水など、私たちの日常生活圏で触れる事が多い最強の自然毒素と言われています。
ボツリヌス菌食中毒の症状としては、
- 物が二重に見える!
- 手足に力が入らなくなる神経症状!
- 重篤な場合は呼吸困難も起こります!
※食後8時間~36時間で発症と個人差が大きいようです。
食中毒の可能性があるかな?と思ったら、無理な我慢や自己流で治そうとしないで速やかに医療機関で受診してください!
◎1歳までの赤ちゃんにハチミツはダメ!
ボツリヌス菌繋がりで補足ですが、赤ちゃんにハチミツがNGなのもボツリヌス菌が原因なんですね。
- ハチミツにボツリヌス菌が含まれている可能性がある!
- 1歳未満の赤ちゃんは腸内環境がまだ整っていないため、毒素が腸内で繁殖しやすく危険です!
【あとがき】
というわけで今回は普段の食生活でも身近にある真空パック食品のお話でした。
健康な大人で腸内環境が健全な場合は、腸内細菌がボツリヌス菌を退治してくれて大事にならない事がほとんどなようです。
普段暮らしていて、品質の悪い真空パック食品に遭遇することはあまりないかもしれませんね。
けれど今回のような知識がある事で、未然に食中毒が防げる時がくるかもしれません。
「大丈夫、死なへんから!」なんて言う人も居ますが・・死ななくても食中毒ってめちゃくちゃしんどくて大変なんですね。。
なった事がある人は解ると思います。笑
今回の記事が、日々の暮らしの何かの参考になればと思います。^^
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